8/24米国株式市場は大幅反落。エヌビディアが失速し、全体の雰囲気悪化。

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8/24(木)の株価

前日比(%)
日経平均32,287.21円+0.87
ダウ平均34,099.42ドル-1.08
S&P5004,376.31ドル-1.35
ナスダック13,463.97ドル-1.87
ラッセル20001,846.28ドル-1.27
米10年国債4.248+1.24
恐怖指数(VIX)17.20+1.22

24日の米国株式市場は3指数共に大幅反落。エヌビディアが失速し、全体の雰囲気悪化。

25日の米国株式市場は3指数共に大幅反落。

IT・ハイテク株も戻り売りに押され、ナスダックも大幅安となった。前日引け後に好決算を発表したエヌビディア<NVDA>が失速したことが市場のムードを重くした。

エヌビディアは今回も前四半期に引き続き、驚くほどの好決算およびガイダンスを発表し、今年のIT・ハイテク株を押し上げている人工知能(AI)分野に新たな弾みをつけている。AI関連の需要が予想以上に旺盛で、データセンター部門の売上高が予想を大きく上回ったほか、第3四半期のガイダンスも強気の見通しを示した。

エヌビディアの決算が、8月に入って低迷している株式市場に力を与えることができるか、きょうの市場は注目されたが、買い一巡後に伸び悩んだことで、決算を受けて時間外で上昇していた他の半導体およびAI関連株も次第に売りに押され、IT・ハイテク株全体に波及している。

次のイベントは明日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演だが、市場ではタカ派色を残す内容になるとの見方が優勢。昨年はパウエル議長の講演に株式市場は大幅安となり、その後も下げ足を早めていた。しかし、今年は昨年とは違い、無難に通過できるのではとの声も出ている。

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