3/3米国株式市場は下落。原油価格の高騰影響か。

経済ニュース相場分析

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3/3(木)の株価

前日比(%)
日経平均26,577.27円+0.70
ダウ平均33,794.66ドル-0.29
S&P5004,363.49ドル-0.53
ナスダック13,537.94ドル-1.56
ラッセル20002,032.40ドル-1.29
米10年国債1.851-2.19
恐怖指数(VIX)30.48-0.85

3日の米国株式市場は下落。原油価格高騰によりインフレ懸念ハイテク銘柄には重荷に。

S&P500MAP

3日の米国株式市場は3指数ともに下落にて終了する。

ウクライナ情勢が依然として混沌としていることや、原油が一時116ドル台まで急伸するなど資源価格の上昇が止まらず、高インフレの長期化への不安から、直ぐに戻り売りに押されている。

IT・ハイテク株など成長株中心に売りが膨らんだほか、次第に銀行や産業など他のセクターにも売りが広がり、ダウ平均は下げに転じている。ナスダックも大幅安。

ウクライナとロシアが次回交渉の開催で合意との報道も流れたことから買戻しも見られた。

きょうもパウエルFRB議長の上院での議会証言が行われたが、前日の下院同様に3月は0.25%の利上げを支持する意向を示したうえで、慎重なアプローチをとることを再確認している。一方、必要なら会合ごとに迅速な利上げを用意しているとの語っている。株式市場にとってはサポートとなっている模様。

今後の動き 米国のインフレの推移に注目

3日のISM非製造業景況指数は、前回59.9予想61.0結果56.5で景気としては下がっているがまだ正常の範囲内で推移している。今日のの雇用者数と失業率、来週の消費者物価指数の結果で米国のインフレ状況がわかり株式相場の動きに変化が出てくる。

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