1/24米国株式市場はダウ平均はプラス圏。NYSEで異例の数の取引が一時停止。

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1/24(火)の株価

前日比(%)
日経平均27,299.19円+1.46
ダウ平均33,733.96ドル+0.31
S&P5004,016.95ドル-0.07
ナスダック11,334.27ドル-0.27
ラッセル20001,885.61ドル-0.27
米10年国債3.455-1.87
恐怖指数(VIX)19.20-0.61

24日の米国株式市場は、ダウ平均はプラス圏で推移。NYSEで異例の数の取引が一時停止。

24日の米国株式市場は、3指数共に横ばい。

ダウ平均はプラス圏。S&P500とナスダック指数はマイナス圏内。

3Mなど取引開始前までに発表になった決算が冴えない内容が多く見られたほか、NY証券取引所(NYSE)で取引開始直後時に異例の数の銘柄が取引停止になったことも影響した可能性がありそうだ。

大手銀の取引が止まったほか、ナイキ<NKE>やマクドナルド<MCD>の取引が中断されていた。現在は全てのシステムが正常に稼働しているが、原因についてはまだ伝わっていない。技術的な問題と思われている。

市場は来週のFOMCでの利上げペース縮小を確実視しているが、それについてはすでに織り込んでいる。それ以上に景気の先行きへの懸念が焦点になっているようだ。マイルドな景気後退を予測する向きも多いが、中には市場は景気後退の可能性を低く見積もっており、米株は最大25%下落する可能性があるとの指摘も出ている。

決算については、S&P500企業のうち68社が発表を終えており、そのうちの69%が予想を上回る利益を計上。前年同期の82%からは大きく低下している。

ニューヨーク証取、取引開始時に異例な数の銘柄が取引停止に

  • モルガンSなどの株価が一時急落-大半の銘柄は急速に回復
  • 金融以外ではウォルマートやマクドナルドも一時急激に下げた

24日の米株式市場で、取引開始時に多数の大型株が突如、急激に変動した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)は、原因として報告された「技術的問題」について調査を進めていることを明らかにした。

NYSEはウェブサイトで、「きょうのオープニングオークションを巡る問題について調査を続けている」と説明。「一部の銘柄でオープニングオークションが行われなかった。NYSEはそうした銘柄を明確にすべく取り組んでいる」と記した。

前日の終値が45.03ドルだったウェルズ・ファーゴは、取引開始直後に一時38.10ドルまで下げた後、値を戻した。モルガン・スタンレーは一時84.93ドルに下落。前日終値は97.13ドルだった。

オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は電話取材で、「やや気掛かりだ」とし、「これらは容易に操作されるような典型的な『ミーム銘柄』ではない。モルガン・スタンレーやベライゾン、AT&Tといった大手企業だ」と述べた。

今回のこうした取引はNYSEに上場する銘柄で発生し、CBOEグローバル・マーケッツの管轄などを含む他の取引プラットフォームでも見られた。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、S&P500種株価指数の構成銘柄中、少なくとも40銘柄が取引停止となった。金融以外ではウォルマートやマクドナルドも一時急落した。

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