5/8米国株式市場はダウ平均は小反落。米インフレ指標見極めへ。

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5/8(月)の株価

前日比(%)
日経平均28,949.88円-0.71
ダウ平均33,618.69ドル-0.17
S&P5004,138.12ドル+0.05
ナスダック12,256.92ドル+0.18
ラッセル20001,754.47ドル-0.31
米10年国債3.517+1.77
恐怖指数(VIX)16.99-0.22

8日の米国株式市場はダウ平均は小反落。米インフレ指標見極めへ。

8日の米国株式市場は、ダウ平均が小反落。

米地銀株の買い戻しが続いていることで序盤は買い先行で始まったものの、直ぐに上値が重くなっている。序盤の買いはパックウェスト<PACW>が本日も上昇し、銀行株の買いに繋がっていたことがフォローとなっていた。

同銀は資本増強計画を加速させるために四半期配当の減配を発表した。ただ、事業は健全であると述べたことに市場は敏感に反応している模様。市場からは、「資本増強優先の戦略転換にあることを考えれば、大幅な減配は驚きではない」との声も出ている。むしろ、好感されているようだ。

先週のFOMCや米雇用統計を通過して、米株式市場は底堅さを堅持している。市場では利上げ停止への期待が高まり、6月FOMCは据え置きを確実視している。一方、米雇用統計を受けて早期利下げ期待も後退している状況。

ただ、今週は10日に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表が予定され、11日に生産者物価指数(PPI)が発表される。その結果を確認したい意向も強いようだ。現在の予想では高インフレの状況に変化はないものと見られている。

「投資家は銀行危機がようやく和らぐのかどうかを見極めている。今週は、先週ほど慌ただしくはないと思われるが、それでも重要な週だ」と述べた。

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