50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
6/27(月)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 26,871.27円 | +1.43 |
ダウ平均 | 31,438.26ドル | -0.20 |
S&P500 | 3,900.11ドル | -0.30 |
ナスダック | 11,524.55ドル | -0.72 |
ラッセル2000 | 1,771.74ドル | +0.34 |
米10年国債 | 3.204 | +2.16 |
恐怖指数(VIX) | 26.95 | -0.28 |
27日の米国株式市場は3指数共に下落。国債利回り上昇でハイテク銘柄戻り売り。
27日の米国株式市場は3指数共に下落する。
原油相場が反転しており、エネルギー株が上昇。国債利回り上昇でIT・ハイテク株は戻り売りに押された。
全体的に様子見気分が強く、小幅な値動きに終始しマイナス圏内で終了した展開となった。上値では先週の大幅な上げからの戻り売りがある一方、四半期末を前に下値では買い戻しも高まっている。
市場の注目はFRBの積極利上げからリセッション(景気後退)にシフトしているが、センチメント系を中心にした直近の弱い米経済指標の発表を受けてFRBの利上げ姿勢が和らぐのではとの期待が出ている。それが株式市場の買い戻しを誘発している。
5月の耐久財受注は予想を大きく上回る伸びを示し、米製造業の設備投資がなお衰えていないことが示されていた。
耐久財受注5月 前回0.4% 予想0.2% 結果0.7%
今週は四半期末を迎えるが、米株は強含むとの見方が出ており、7%上昇する可能性も示唆しているという。年金基金や政府系ファンド(SWF)がポートフォリオのリバランスを理由に挙げている。年金基金やSWFは厳格な資産配分規定に従うため、通常は四半期ごとに市場エクスポージャーのリバランスを行う。市場の流動性が過去平均の5分の1に低下している現在、今回の四半期末および月末リバランスは株価に大きな影響を与える可能性がある。
一部からは、現在の上昇局面はしばらく続くとみているが、その後は再び下落するとの見通しも出ていた。S&P500種株価指数がさらに5ー7%上昇する可能性があると予想する一方で、その後は下げが再開し、ソフトランディングのシナリオでも、S&P500種は3400ー3500まで下落して底をつけると予想している。
米中古住宅販売成約指数、予想外のプラス-厳しい環境は継続
- 5月の中古住宅販売成約指数は前月比0.7%上昇-市場予想4%低下
- 価格高騰やローン金利上昇で買い手の環境は厳しさを増している
5月の米中古住宅販売成約指数(季節調整済み)は、市場予想に反し前月比で上昇した。7カ月ぶりのプラスとなったが、住宅ローン金利が上昇する中で傾向としては厳しい状況が続いている。
統計発表元である全米不動産業者協会(NAR)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「中古住宅販売成約指数は前月比で小幅に上昇したが、住宅市場が転換期にあるのは明らかだ」と指摘した。
住宅価格が高騰している上、ローン金利は2008年以来の高水準付近で推移しており、買い手の環境は厳しさが増している。金利上昇により借り入れコストは一段と高まることが予想されるが、一方でそれにより住宅需要が抑制され価格上昇圧力が緩和される可能性はある。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は先週の議会証言で、住宅市場は減速しつつあり、住宅価格は「かなり速いペースで」横ばい状態になり得ると述べていた。
中古住宅販売成約指数は地域別では、前月比で北東部と南部で上昇。中西部と西部では低下した。前年同月比では4地域全てで低下した。
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