3/21米国株式市場は下落。パウエルFRB議長発言より

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3/21(月)の株価

前日比(%)
日経平均26,827.43円休場
ダウ平均34,552.99ドル-0.58
S&P5004,461.18ドル-0.04
ナスダック13,838.46ドル-0.40
ラッセル20002,065.93ドル-0.97
米10年国債2.304+7.10
恐怖指数(VIX)23.53-1.42

21日の米国株式市場は下落。パウエルFRB議長発言を受けて株価はマイナス圏内。国債金利大幅上昇。

S&P500MAP

21日の米国株式市場は、3指数共に下落。

この日にパウエルFRB議長は、必要なら毎回の会合で0.25%を上回る利上げを実施する意向を示し、必要に応じて中立金利をさらに上げることを示唆した。

市場は引き続きウクライナ情勢の動向に関心を集中させている。交渉が失敗すれば第3次世界大戦になるとの発言がある中、ロシア軍が苦戦との報道もあり、交渉の行方は慎重に見守っている。

市場からは、供給懸念による原油やコモディティ価格の高騰は緩和される気配がなく、インフレに対する警戒感がある。

パウエル議長の発言は、金融当局はインフレを鈍化させるために「必要な措置」を講じると表明した。米国債市場では2年債利回りが2019年以来の高水準となったほか、10年債利回りが20年3月以来の大幅上昇となった。

景気回復を軌道に乗せながら物価上昇圧力を抑えるために、FRBは基本的にもっとやらなければならないことを市場に伝えた。しかしFRBの積極的な姿勢で経済が減速し、ソフトランディングが実現しない可能性があることも想定に入れていかなければならない。

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