【米国市況】S&P500が7カ月ぶり大幅高、決算や指標を好感

経済ニュース相場分析

10/15Bloombergニュースより

14日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇し、S&P500種株価指数は3月以来の大幅高となった。インフレ圧力やサプライチェーン問題が成長を抑制するとの懸念は残るが、市場予想よりも堅調な企業決算や経済指標が強材料となった。

  1. 米国株上昇、S&P500が3月以来の大幅高
  2. 米国債は上昇、10年債利回り1.51%に低下
  3. 資源国通貨が高い、商品指数が約6年ぶり高水準
  4. NY原油は反発、米主要貯蔵施設の在庫が大幅減
  5. NY金は続伸、根強いインフレ圧力で逃避需要

S&P500種の業種別指数は全て上昇。年初来で40%近く上昇しているKBW銀行指数は、一部大手行の決算が予想を上回ったことから一段高となった。ユナイテッドヘルス・グループは通期業績見通しの上方修正を材料に買われ、ダウ工業株30種平均を押し上げた。台湾積体電路製造(TSMC)が従来より急速な売上高の伸びを予想したことを受け、半導体株も買われた。

S&P500種は前日比1.7%高の4438.26。
ダウ平均は534.75ドル(1.6%)高の34912.56ドル。
ナスダック総合指数は1.7%上昇。
10年債利回りは0.02%)低下の1.51%。
ドルは対円では0.4%高の1ドル=113円68銭。
原油は、1.1%高の1バレル=81.31ドル。
金は、0.2%高の1796.94ドル。

今後の動き

引用:TradingView
引用:TradingView
引用:TradingView

10年国債利回り、VIX恐怖指数が共に低下して、企業の決算報告が好調だったことから株価相場は上がっていった。VOOは50日移動平均線のところまで戻ってきている。このまま突き抜けてくれることを期待したい。

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