50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
3/10(木)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 25,690.40円 | +3.94 |
ダウ平均 | 33,174.07ドル | -0.34 |
S&P500 | 4,259.52ドル | -0.43 |
ナスダック | 13,129.96ドル | -0.95 |
ラッセル2000 | 2,011.67ドル | -0.23 |
米10年国債 | 1.992 | +2.70 |
恐怖指数(VIX) | 30.59 | -5.79 |
10日の米国株式市場は3指数共に下落。ウクライナ情勢とインフレへの懸念が悪材料となる。
10日の米国株式市場は3指数共に反落で終了する。
前日は楽観的な見方も広がっていたが、ウクライナとロシアの停戦交渉が依然として出口が見えない中で、市場は再びリスク回避の雰囲気が広がっている。
もう1つの市場の懸念である高インフレへの警戒感も強くなっている。2月の米消費者物価指数(CPI)が発表となり、40年ぶりの水準に伸びが一段と加速していた。総合指数で前年比7.9%となっていたが、今回の結果はウクライナ危機で原油相場が急騰する前の数字で、次回は8%を超える予想が出ている。
この日の米国債利回りが上昇しており、米10年債が2%台に再び上昇する中、利回り上昇を嫌気したIT・ハイテク株などが売られる。
2週間前にロシアがウクライナに侵攻して以来、市場は動揺が続いており、今週の米国株は2020年以降で最大の上げ幅と下げ幅を記録した。原油価格が急騰する半面、すでに40年ぶりの速いペースで進行し、収まる気配のないインフレは成長を抑制する恐れがある。
今後の動き 来週のFOMCの利上げの発表待ち
来週のFOMCで政策金利の利上げ発表待ちとなる。
「市場は恐らくインフレ上昇については織り込み済みで、代わりにウクライナ情勢とコモディティ価格高騰による下流の影響に関心を集中させている。投資家にとって肝心なことは、波乱含みの展開に備え、知恵を絞り、感情的に反応しないことだ」との声も出ている。
一喜一憂せずに淡々と投資をしていくように心掛けたい。
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