6/7米国株式市場はS&Pとナスダック反落、利益確定の動き。

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6/7(水)の株価

前日比(%)
日経平均31,913.74円-1.82
ダウ平均33,665.02ドル+0.27
S&P5004,267.52ドル-0.38
ナスダック13,104.90ドル-1.29
ラッセル20001,888.45ドル+1.78
米10年国債3.797+3.797
恐怖指数(VIX)13.94-0.22

7日の米国株式市場は、S&Pとナスダック反落、利益確定の動き。

7日の米国株式市場は、ダウ平均は続伸。一方、S&P500とナスダック総合指数は反落となる。

IT・ハイテク株は下落し、ナスダックは大幅安となった。先週の大幅高で一服感も指摘されているが、下押す動きもなく、これについて市場からは前向きな声も出ている。

「大きな上昇の後に急落することなく、緩やかな上昇を続けることは、今後さらに良いニュースが続くことを示唆している。戻り売りを拒んでいるという事実に非常に強気になる」といったコメントが聞かれた。

市場は来週のFOMCは据え置きを見込んでいるものの、7月には利上げが実施されると見ている。一方、先週の米雇用統計などこのところの指標を受けて、ソフトランディングへの期待も混在している状況。

一方、IT・ハイテク株はここに来て買い疲れも出ているようだ。市場が年内の利下げ期待を後退させ、FRBが高金利を長く維持する可能性を見込む中、それはいずれIT・ハイテク株の重荷になってくるとの指摘が出ている。IT・ハイテクといった成長株は将来の期待キャッシュフローを価値としていることから、高金利が続けば、勢いにブレーキがかかるという。本日はGAFAMが下落しているほか、人気沸騰のエヌビディア<NVDA>も4日続落となっている。

そのような中、テスラ<TSLA>が9日続伸。同社の「モデル3」が米財務省が設定したバッテリー調達の新たな基準に基づき、7500ドルの最高額の税額控除を適用できるようになった。

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