米国株式市場、メタショック続く株価上昇せず

経済ニュース相場分析

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2/7(月)の株価

前日比(%)
日経平均27,439.66円+0.73
ダウ平均35,091.13ドル+0.00
S&P5004,483.87ドル-0.37
ナスダック14,015.67ドル-0.58
ラッセル20002,012.59ドル+0.51
米10年国債1.927+1.23
恐怖指数(VIX)22.86-1.55

7日の米国株式市場はメタショック続き、S&P500とナスダック指数は下落。

S&P500MAP

7日の米国株式市場はダウ平均は横ばい、S&P500とナスダック指数はマイナス圏で終了する展開となる。エネルギーや銀行株、産業株に買いが入る中、終盤になって売りが強まり、ダウ平均は、先週末付近に伸び悩んだ。

メタ・プラットフォームズ(FB)は先週の決算発表から下落が続いている。他のIT・ハイテク銘柄も売りとなりS&P500とナスダック指数は下落している。

今後の動き 消費者物価指数(CPI)の発表待ち

株式市場は、FRBの利上げについてだいぶ織り込まれて来ている。インフレはピークを迎え、企業収益はポジティブサプライズをもたらす可能性が高い。株式市場にはなお上昇余地があり、サイクルはまだ終わっていないと指摘する。

市場はFRBが3月に0.5%の大幅利上げを行う確率を3分の1程度で見ている。年末までに金利が1.5%に達するとの見通しも示している状況。

決算については、金曜日までの時点でS&P500企業のうち278社が発表しており、78.4%が予想を上回る利益を発表した。

市場が動く材料としては、2/10(木)の消費者物価指数(CPI)の発表を受けてからとなる。前回7.0%で予想が7.3%になっている。結果が予想に差がなければ大きな動きはない。引き続き注目していきたい。

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