50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
11/13(月)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 32,585.11円 | +0.05 |
ダウ平均 | 34,337.87ドル | +0.16 |
S&P500 | 4,411.55ドル | -0.08 |
ナスダック | 13,767.74ドル | -0.22 |
ラッセル2000 | 1,705.50ドル | +0.01 |
米10年国債 | 4.638 | -0.22 |
恐怖指数(VIX) | 14.76 | +0.59 |
13日の米国株式市場は、3指数共に方向感なし。CPI待ち。
13日の米国株式市場はダウ平均は小幅続伸。S&P500とナスダック指数はマイナス圏内で推移。
先週のパウエルFRB議長の討論会で市場には若干タカ派的なトーンが広がったものの、米10年債利回りを5%に押し上げるまでには至っていない。議長は追加利上げの可能性を残したものの、市場はその期待を高めてはおらず、短期金融市場では12月利上げの確率を15%程度で織り込むに留まっている。来年に関しても1月に30%弱の確率で利上げを織り込んでいる程度で、その先は利下げの可能性を台頭させている。米株式市場にとっては追い風ではある。
テクニカル的にもS&P500が重要なポイントと見られていた4400を回復したことで、上値へのムードが高まっている。「4400超えは現在の下降トレンドを反転させ、高値の切り上げを示唆。先月に調整局面で底を付けた可能性が高まる」といった声も聞かれる。
ただ、警戒感も根強い。米雇用統計などに米経済の軟化が示唆され始めているにもかかわらず、長期的なインフレ期待は過去12年間で最高水準まで上昇している状況。それは市場が来年に期待しているFRBの利下げを難しくするという。
一部からは「現在の市場のポジショニングはあくまでソフトランディングシナリオであり、それを疑問視するようなデータが発表されれば、強いリスク回避を引き起こす危険性もある。そのような中で、上値では売りが推奨される」との声も出ている。その意味でも明日の米消費者物価指数(CPI)への反応は注目される。
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