50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
7/27(木)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 32,891.16円 | +0.68 |
ダウ平均 | 35,282.72ドル | -0.67 |
S&P500 | 4,537.41ドル | -0.64 |
ナスダック | 14,050.11ドル | -0.55 |
ラッセル2000 | 1,954.90ドル | -1.29 |
米10年国債 | 4.005 | +3.49 |
恐怖指数(VIX) | 14.41 | +1.22 |
27日の米国株式市場は3指数共に下落。ダウ平均は14日ぶり反落 メタの決算で上昇していたナスダックも下げに転じる。
27日の米国株式市場は3指数共に下落。
ダウ平均は14日ぶりに反落。メタの決算で上昇していたナスダックも下げに転じた。
特段の悪材料は見当たらないが、本日は決算を受けて下げている銘柄も多く、きのうまでの13連騰で高値警戒感も出ていたダウ平均も上げ一服となったようだ。
ただ、前日のFOMCを受けて、米株式市場は金利のピークアウトの可能性を強めている。この先のデータ次第ではあるが、次回9月FOMCでの利上げは見送られるとの見方が広がっているようだ。
FRBは前日のFOMCで政策金利を0.25%ポイント引き上げ、22年ぶりの高水準となる5.25-5.50%とした。ただ、次回9月以降についてはデータ次第の姿勢を見せ、選択肢をオープンにしている。それを受けて短期金融市場では9月利上げの確率を20%程度まで低下させている。
また、この日発表の第2四半期のGDP速報値が予想を上回ったこともフォローとなっていた。前日にパウエルFRB議長が「FRBのスタッフがリセッション(景気後退)の可能性を想定していない」と述べていたが、この日のGDPはソフトランディングへの期待を高める内容となったようだ。一方、GDPデフレータは予想を下回っていた。
決算については、「投資家の関心はマクロ要因から株式のファンダメンタルズに戻りつつある」としたうえで、「これまでのところ、企業のCEOは市場の期待を裏切ってはいない。いくつかの企業はネガティブ・サプライズを引き起こしているが、基本的には、マクロ環境が困難であったにもかかわらず、底堅い決算を発表している」との声も出ている。
一方、「S&P500企業の決算は予想を上回る最終利益を計上する企業は多いものの、事前予想が9%の減益だったのに対し、これまでのところ10%の減益となっている。予想を上回った企業でさえ、決算日には指数をアンダーパフォームしている」といった声も出ている。
米GDP、2.4%増に予想外の加速-個人消費が想定ほど減速せず
- 個人消費は1.6%増、前期から減速も予想を上回る
- PCEコア価格指数は3.8%上昇、予想の4%を下回る
4-6月(第2四半期)の米国経済は予想外に勢いを増した。予想より強い個人消費と、堅調な設備投資が寄与した。
4-6月の米実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比で年率2.4%増エコノミスト予想の中央値は1.8%増前四半期は2%増個人消費は1.6%増予想は1.2%増前四半期は4.2%増だった
米金融当局がインフレ指標として注視する食品とエネルギーを除いた個人消費支出(PCE)コア価格指数は、4-6月に3.8%上昇し、予想の4%を下回った。
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