【米国市況】S&P500種が最高値、決算を好感-国債利回り上昇

経済ニュース相場分析

10/22 Bloombergニュースより

21日の米株式市場ではS&P500種株価指数が7営業日続伸し、最高値を更新した。最高値更新は9月2日以来となる。相次いで発表された堅調な企業決算などが好感された。

  1. 米国株はS&Pとナスダックが上昇-ダウ小反落
  2. 米国債は短期債中心に下落、10年債利回りは1.70%
  3. ドル上昇、対円は114円ちょうど付近-リスク敬遠で円も高い
  4. NY原油先物は下落、2週間で最大の下げ-世界の成長懸念で
  5. 金スポット、方向感に欠ける展開-金融当局者の利上げ巡る発言意識

S&P500種は日中を通してもみ合っていたが、取引終了前の約1時間に上げ幅を拡大した。テスラやトラクター・サプライなどの利益が予想を上回ったことを背景に、一般消費財株の上げが目立った。一方、売上高が市場予想に届かなかったIBMやラムリサーチは下落した。引け後の時間外取引では、スナップが一時25%余り値下がり。決算に反応した。

S&P500種は前日比0.3%高の4549.78。
ナスダック総合指数は0.6%上昇。
ダウ工業株30種平均は6.26ドル安の35603.08ドル。
10年債利回りは、0.04%上昇の1.70%。
5年債利回りは、0.07%上昇の1.24%。
ドルは対円では0.3%安の1ドル=113円99銭。
NY原油は、前日比92セント(1.1%)安の1バレル=82.50ドルで引けた。
金は、0.1%上昇の1オンス=1783.47ドル。

今後の動き

引用:TradingView
引用:TradingView
引用:TradingView

S&P500は、9月2日ぶりに最高値を更新する。NASDAQも上がったが、IBMの決算が悪く下落したためダウ工業株は下がっている。

原油価格も下がり、10年国債の金利も上がったているが、恐怖指数VIXは、下がっている。

このまま、VOOも最高値のラインを超えて株価の相場の上昇の動きに行ってほしい。

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