11/29米国株式市場はまちまち。上げ一服も利下げとクリスマスにかけての上昇期待は根強い。

経済ニュース相場分析

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11/29(水)の株価

 前日比(%)
日経平均33,321.22円-0.26
ダウ平均35,430.42ドル+0.04
S&P5004,550.58ドル-0.09
ナスダック14,258.49ドル-0.16
ラッセル20001,803.81ドル+0.61
米10年国債4.252-1.51
恐怖指数(VIX)12.98+0.29

29日の米国株式市場はまちまち。上げ一服も利下げとクリスマスにかけての上昇期待は根強い。

29日の米国株式市場はダウ平均はプラス圏内。

S&P500とナスダック指数はマイナス圏の展開となった。

本日も米国債利回りが低下し、米株式市場を下支えしている。

前日はFRB理事の発言を受けて米株式市場も上昇していたが、市場ではFRBの利下げ期待が高まっている。今週は、11月の上昇相場から感謝祭休暇を経て、方向を探る動きも見られていたが、クリスマスにかけての上昇期待が高まっているようだ。

ウォラーFRB理事は前日の講演で「現在の政策が景気を減速させ、インフレを2%に戻すのに十分な位置にあるとますます確信している」と述べていた。市場が期待している利下げには言及していないが、市場からは「市場は来年の利下げに前向きと解釈している」と指摘も出ていた。やや拡大解釈とも思われるが、市場にとっては心地よい発言だったようだ。

市場からは「FRBは来年期待されている利下げについて、再度積極的に押し戻しを始めるのか、それとも看過するのか、その点が明確になるのを待っている」との声も聞かれた。短期金融市場では、5月の利下げ開始を有力視し始めており、場合によっては3月との見方も高めている状況。

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