10/25米国株式市場は下落。アルファベットの失望売りでIT・ハイテク株に売り強まる。

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10/25(水)の株価

 前日比(%)
日経平均31,269.92円+0.67
ダウ平均33,035.93ドル-0.32
S&P5004,186.77ドル-1.43
ナスダック12,821.22ドル-2.43
ラッセル20001,651.43ドル-1.67
米10年国債4.952+2.89
恐怖指数(VIX)20.19+1.22

25日の米国株式市場は、3指数共に下落。アルファベットの失望売りでIT・ハイテク株に売り強まる。

25日の米国株式市場は3指数共に下落。

前日引け後に決算を発表したアルファベット<GOOG>が売りに押され、ナスダックを圧迫。本日も米国債利回りが上昇していることも、IT・ハイテク株を圧迫した。

アルファベットは検索、ユーチューブとも広告収入が好調で全体的に好決算ではあったものの、クラウド事業が予想を下回っていたことに投資家は失望感を強めている。同社の将来の成長に不可欠な市場での地位に対する懸念が高まった。グーグルの圧倒的な検索事業が成熟するにつれ、投資家はクラウド部門に成長の主導権を求めている。

一方、マイクロソフト<MSFT>も前日引け後に決算を発表し、こちらはポジティブな反応。過去6四半期で最も好調な売上高を記録。クラウド・コンピューティングの成長回復と、顧客企業の支出モードへの回帰を促す人工知能(AI)関連の新製品への需要に後押しされた。アジュール・クラウド・サービスの売上高は前四半期の26%増に対し29%増となった。

テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>の決算が冴えなかったこともハイテク株を圧迫しているものと思われる。幅広い電子部品で需要がなお低迷していることが示唆された。同社は半導体業界に幅広く顧客を持ち、同社の決算は先行指標とも見られている。今回の決算は回復を目指す半導体業界にとっては悪い兆しとなっている模様。

ただ、いまのところS&P500企業のうち約25%が決算を発表し、そのうちの81%が予想を上回る決算を発表している。1994年以降の通常の四半期における予想を上回った割合は67%であった。

このような中で、楽観的な声も聞こえており、「今後FRBの利上げが終了し、最終的に高金利が調整され、その間に成長をするゴルディロックス期に戻れる」といった声も出ている。それを踏まえれば、今年はもっと高い水準で終われる可能性もあるという。

一方、慎重な見方も根強い。決算ニュースの多くは経済データの後塵を拝することになるだろう。われわれが歴史的に見てきたのは、利上げが業績に与える影響は2年程度のタイムラグがあるということだ。非常に一貫しているのは、FRBが利上げサイクルを終える前に企業業績が底を打ったことがないということだ」との指摘も聞かれる。

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