50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
9/28(木)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 31,872.52円 | -1.54 |
ダウ平均 | 33,666.34ドル | +0.35 |
S&P500 | 4,299.70ドル | +0.59 |
ナスダック | 13,201.28ドル | +0.83 |
ラッセル2000 | 1,794.31ドル | +0.87 |
米10年国債 | 4.581 | -0.76 |
恐怖指数(VIX) | 17.34 | -0.88 |
28日の米国株式市場は、3指数共に上昇。期末接近で値ごろ感の買い。
28日の米国株式市場はダウ平均反発。S&P500とナスダック指数は続伸。
きょうは原油相場も下落しており、米国債利回りも上げを一服させる中で、IT・ハイテク株中心に買い戻しが出たようだ。
ただ、状況に変化はなく、特段の好材料も見当たらないが、月末および四半期末が接近する中で、10月相場に向けたポジション調整が大方終了しているものと思われ、値ごろ感の買いが出ているのかもしれない。米経済への懸念が高まる中でも、FRB高官からのタカ派的なシグナルもあり、前日のダウ平均は6月上旬以来の安値付近で終えていた。
市場ではネガティブな見方が根強い。「原油と米国債利回りがここまで動き、株式市場が反応し始めたのがここ6週間ほどというのは、少々不可解だ。株式市場が下降トレンドに入っている可能性が高いのかもしれない。無秩序である必要はないが、ここからは横ばいか下降に傾くだろう」といった声も聞かれる。
なお、取引開始前に第2四半期の米GDP確報値が発表され、時間外で粗い値動きが見られていた。個人消費が大幅に下方改定された点に反応していたようだが、直ぐに戻している。エコノミストからは、第3四半期はさらに好調な数字が期待できるとの見方も出ており、4%以上増加する可能性も指摘されているようだ。
米GDP個人消費、4-6月確定値は大幅下方修正-1年ぶり低調
- 個人消費の確定値は前期比年率0.8%増-改定値1.7%増
- GDPは2.1%増、改定値から変わらず-設備投資が上方修正
4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)確定値の統計では、個人消費の伸びが改定値のほぼ半分に下方修正された。サービスへの支出鈍化が主に反映された。
米個人消費の確定値は前期比で年率0.8%増-約1年ぶりの低い伸び改定値は1.7%増ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は1.7%増実質国内総生産(GDP)確定値は2.1%増加改定値も2.1%増エコノミスト予想は2.2%増
GDP全体では、設備投資が7.4%増と改定値の6.1%増から上方修正され、個人消費の減速を補った。純輸出と在庫も上方修正され、成長への足かせではもはやなくなっている。
個人消費は4-6月に減速したが、7-9月(第3四半期)はこれまでのところ強さの兆しも示されており、米金融当局やウォール街のエコノミストらは短期的な成長への楽観を強めている。
別の主要指標である国内総所得(GDI)は4-6月に0.7%増。1-3月(第1四半期)は大幅上方修正された。GDIとGDPの平均値は1-3月、4-6月期いずれも1.4%増加した。
米金融当局が重視するインフレ指標である食品とエネルギーを除いた個人消費支出(PCE)コア価格指数は4-6月に前期比3.7%上昇で、改定値から変わらず。これは2021年1-3月期以来の小幅な伸び。
同当局が今年スポットライトを当てるようになった住宅を除くコアサービス価格の指標は4-6月に年率3.5%上昇。今年1-3月から急減速し、20年末以来の低い伸びにとどまった。
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