米国株式市場、3営業日連続上昇

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2/1(水)の株価

前日比(%)
日経平均27,078.48円+0.28
ダウ平均35,405.24ドル+0.78
S&P5004,546.54ドル+0.69
ナスダック14,346.00ドル+0.75
ラッセル20002,050.74ドル+1.10
米10年国債1.795+0.91
恐怖指数(VIX)21.96-11.56

2月1日米株式市場は、3指数共に続伸。3営業日連続上昇

S&P500MAP

2月1日の米国株式市場は、3営業日連続でダウ平均、S&P500、ナスダック指数共にプラス圏内で終了する展開となる。

この日の市場は、米労働省の統計や米供給管理協会(ISM)の1月製造業景気指数の発表を受けて下落する局面があったが、その後値を戻してプラス圏で引けた。

1月はパンデミックで急落した2020年3月以来の最悪の相場展開となった。インフレ加速に対するFRBの積極的な利上げへの警戒や、ウクライナ情勢が雰囲気を圧迫した。2月相場に入って、その動きも一服している。

今後の動き 株価の動きが不安定

市場では、FRBの年内5回の利上げを織り込む動きが見られている。一部からは3月以降、毎回のFOMCで利上げを行い、7回の利上げを予想するタカ派な見方も出ている状況。利上げ回数や利上げ幅について、市場が過度にタカ派に織り込み過ぎている可能性も留意される。

一方、ウクライナ情勢に関しては、米国防総省が、NATOの東側への米軍配備の可能性について東欧の同盟国と活発に議論していると発表し、地政学的な緊張は変わらずに高い状態が続いている。米国はウクライナ情勢による広範な影響から少し隔離されているが、エネルギー価格がかなり上昇していることから、その影響が見え始めている。

恐怖指数(VIX)は下がり市場への安心感は出てくる。しかし、長期国債や原油の値が上昇してきている。このことは、グロース銘柄にとってマイナス材料となってくる。決算発表の良いバリュー株に流れていく方向となっている。

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