7/31米国株式市場は続伸。7月は好調企業の好決算や軟着陸期待で。

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7/31(月)の株価

前日比(%)
日経平均33,172.22円+1.26
ダウ平均35,559.53ドル+0.28
S&P5004,588.96ドル+0.15
ナスダック14,346.02ドル+0.21
ラッセル20002,003.18ドル+1.09
米10年国債3.964+0.08
恐怖指数(VIX)13.63+0.30

31日の米国株式市場は3指数共に続伸。7月は好調企業の好決算や軟着陸期待で。

31日の米国株式市場は3指数共に続伸。

米株式市場は今月も好調な月となった。S&P500、ナスダックは5カ月連続の月足陽線で終わりそうな気配。ダウ平均は2カ月連続。

経済指標が底堅く推移する中、インフレ指標は鈍化傾向を示し始め、FRBの利上げキャンペーンも終了への期待感が高まっている。足元の決算も事前にコンセンサスが下方修正されていたとはいえ、予想を上回る決算を発表した企業も多い。そのような中、市場ではソフトランディングへの期待が高まっている模様。

今週も需要イベントが目白押しで、決算ではアップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>が3日に発表を予定しているほか、週末には米雇用統計の発表が予定されている。

一部からは、「市場の注目はソフトランディングになるかどうかだ。今回の強気相場はもはや大型株だけの話ではない。米国の底堅い経済指標、インフレ圧力の後退、FRBの利上げキャンペーン終了への期待が、6月上旬以降の市場幅の顕著な拡大を支えている」といった声も出ている。

ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が下落し、ダウ平均を圧迫。同社は、タルク(滑石)を原料とするベビーパウダーの使用で、がんを発症したとして訴えられていた件で、全ての関連訴訟の和解に向け89億ドルを支払うことに同意し、子会社であるLTLマネジメントが破産法を申請したうえで、法的責任を含め、がん患者に和解金を受け入れるよう求めている。今回で2度目だが、米連邦裁判所が再び子会社の破産手続きを棄却した。

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