6/3米国株式市場は下落。強い米雇用統計を受けて。

経済ニュース相場分析

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6/3(金)の株価

前日比(%)
日経平均27,761.57円+1.27
ダウ平均32,899.70ドル-1.05
S&P5004,108.54ドル-1.63
ナスダック12,012.73ドル-2.47
ラッセル20001,883.05ドル-0.77
米10年国債2.942+1.13
恐怖指数(VIX)24.79+0.07

6月3日の米国株式市場は3指数共に下落。ITハイテク銘柄が大きく下げる。

3日の米国株式市場は3指数共に下落する。ITハイテク銘柄の戻り売り強くナスダック指数は前日比の-2.47%安となった。

5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想を上回るなど強い内容となったことが逆に嫌気された模様。

労働市場が依然として非常にタイトであることが示しており、FRBが6月と7月の利上げ後に利上げ一時停止を検討するのではという期待を覆す内容となった。米雇用統計を受けて米国債利回りも上昇し、IT・ハイテク株といった成長株に戻り売りが強まった。一方で、原油相場の上昇でエネルギー銘柄は上昇している。

FRBは否定しているが、利上げがリセッション(景気後退)に繋がるとの見方は根強く、米雇用統計でその不安が再び湧き上がった。

バイデン大統領が「インフレとの戦いは経済の最優先事項のままだ」と繰り返し述べたことも、利上げおよび、それに伴う景気後退への懸念を強めた。

テスラ(TSLA)のマスクCEOが10%の人員削減を検討していることが伝わり株価を大きく下げている。マスク氏は、経済について「ひどく悪い感触を抱いている」という。

テスラは前日比の-9.22%安

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