50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
9/26(月)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 26,431.55円 | -2.66 |
ダウ平均 | 29,260.81ドル | -1.11 |
S&P500 | 3,655.04ドル | -1.03 |
ナスダック | 10,802.92ドル | -0.60 |
ラッセル2000 | 1,655.88ドル | -1.41 |
米10年国債 | 3.926 | +5.59 |
恐怖指数(VIX) | 32.26 | +2.34 |
26日の米国株式市場は3指数共に続落。S&P500は20年以来の安値、利回り急伸
26日の米国株式市場は、5営業日続落。
序盤は先週の流れを引き継いで売り先行で始まったものの、動きが一巡すると、IT・ハイテク株中心に値ごろ感の買い戻しが入っていた。ただ、FRBを始め、各国中銀がタカ派色を強める中で、景気の先行きへの不透明感が強まっており、上値は重い。
金利上昇もさることながら、きょうは為替の混乱も株式市場の重石となっている模様。為替市場ではポンドがバランスを崩し、対ドルで過去最低水準まで急落していた。FRBのタカ派姿勢と先週発表された英減税措置が相まってポイント安・ドル高が続いている。ドルは対ユーロでも上昇。ドル高の進行は米多国籍企業の利益を損ない、ドル建ての取引が多い世界貿易に大きな打撃を与える可能性があるという。
ストラテジストからは、「このようなドル高は歴史的に何らかの金融・経済危機を引き起こしてきた。もし、何かが壊れるのを警戒する時期があるとすれば、それはいまかもしれない」といった声も出ていた。
FRBの予想以上のタカ派姿勢が今回の相場下落の足を引っ張るきっかけとなった。FRBは利上げサイクルのターミナルレート(最終着地点)を4.50-4.75%まで引き上げる可能性を示唆している。また、今年末までに4.25-4.50%までの利上げという積極的な見通しを立てていることも示した。
年内残りのFOMCは11月と12月だが、どちらかで0.75%ポイントの再利上げを実施することが見込まれている。恐らく11月。これを受け米国債利回りは急騰し、IT・ハイテク株など成長株の売りを誘発している。
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