2/22米国株式市場は下落。ロシアがウクライナ侵攻見極め。

経済ニュース相場分析

50才から始める米国株式投資初心者の資産運用

2/22(火)の株価

前日比(%)
日経平均26,449.61円-1.71
ダウ平均33,596.61ドル-1.42
S&P5004,304.76ドル-1.01
ナスダック13,381.52ドル-1.23
ラッセル20001,980.17ドル-1.45
米10年国債1.937+0.63
恐怖指数(VIX)28.81+3.82

22日の米国株式市場は3指数共に下落。ロシアがウクライナ侵攻するか状況を見ている。

S&P500MAP

22日の米国株式市場は、3指数共に下落終了している。

ウクライナ情勢が切迫しており、米株式市場は開始時より売りが先行した。しかし、市場は意外に冷静な反応を見せていたが、プーチン大統領がロシア上院に対して、ドンバス地方への軍派遣承認を要請し、それに対してロシア上院が承認したことや、午後にバイデン大統領がロシアとウクライナの最新情勢について演説を行うと発表したことで再び緊張感を高めていた。

午後になってバイデン大統領の発言が伝わり、「ロシアはウクライナ侵略を始めており、追加制裁を開始する」と述べた。ロシア国債について制裁を実施するという。一方、「最悪のケースを回避する時間はあり、外交にオープン」とも述べていた。この発言を受けて米株式市場は下げ幅を縮小する動きが見られたが、不透明感は依然として根強く、マイナス圏での推移は続いている。

ウクライナ情勢は依然として切迫しているものの、市場には行方を見極めたい雰囲気もあり、ウクライナ情勢がロシアと西側諸国との本格的な軍事衝突に発展するのか確認したい意向もある。

IT・ハイテクのほか、エネルギー、銀行、産業株も下落。自動車株も下げている。自動車株に関しては、ウクライナ情勢がサプライチェーン問題を悪化させるとの見方に繋がっている。

コメント