今週の米国株式市場は、続落で終了

経済ニュース相場分析

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1/21(金)の株価

前日比(%)週間比(%)
日経平均27,522.26円-0.90-3.4
ダウ平均34,265.37ドル-1.30-5.1
S&P5004,397.94ドル-1.89-6.5
ナスダック13,768.92ドル-2.72-9.2
ラッセル20001,987.91ドル-1.78-9.4
米10年国債1.762-0.68+4.4
恐怖指数(VIX)28.85+12.74+50.8

21日米株式市場は、方向性定まらず乱高下で終わりは下落

S&P500MAP 1週間のデータ

21日の米株式相場は3指数共に続落。一週間を通しても3指数共に下落で終わる。

新型コロナウイルス禍で最初に市場が動揺した約2年前以来、最悪の週となった。一部の企業決算の弱さを受けて荒い値動きとなり、金利の高止まりの中、ハイテク株が売られた。

S&P500指数はテクニカル上の節目である200日移動平均線を、2020年より後では初めて下回って終わった。

ハイテク株の比重が高いナスダック指数の下げが目立った。中でもネットフリックスは20%を超える値下がり。前日比-3%近くまで下落した。

仮想通貨の全般に売りが続き、ビットコインも急落。一時3万8000ドルを割り込み、約5カ月ぶり安値を付けた。

ナスダックは今週の下げ幅が、パンデミック最中の2020年3月以来の下げとなる。

今後の動き

株安の流れは継続。米FRBによる3月の早期利上げ期待が株の重しとなる格好になっている。ウクライナ情勢の緊迫化などの地政学的リスクからの株安の要因となっている。

序盤で売りが出た後、日用品などの上昇を支えにダウ平均がしっかりとなり、ナスダックも20%以上下げたネットフリックス(NFLX)以外の銘柄には買いが入る場面が見られた。米債利回りの低下などが株を支える形になった。終盤では、売りが大きくなり大幅な下落で終了している。

現状は、来週のFOMCの発表をみて市場全体が動くこととなる。そこまでは様子見となる。

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