米国株式市場続落。買い戻しあるが終盤大幅下落。

経済ニュース相場分析

50才から始める米国株式投資初心者の資産運用

1/19(水)の株価

前日比(%)
日経平均27,772.93円+1.11
ダウ平均34,715.39ドル-1.30
S&P5004,482.73ドル-1.10
ナスダック14,154.02ドル-1.30
ラッセル20002,024.03ドル-1.86
米10年国債1.809-2.59
恐怖指数(VIX)25.59+7.30

20日米株式市場は、開始時買い戻し上昇あるも終盤3指数共に大幅下落。

S&P500MAP

20日の米国株式市場は、連日3指数共に下落で終了した。ダウ平均は5日続落。

市場開始時は買いが先行し、ダウ平均は反発して始まったほか、前日の下げで調整局面入りしたナスダックも反発して始まった。取引開始前までに発表になったトラベラーズカンパニー(TRV)などの決算が良好だったことが買戻しの起因となった。しかしIT・ハイテク株中心に次第に売りが強まり、終盤には失速する展開となった。

産業株やIT・ハイテク株が下げに転じたほか、この日は12月の米中古住宅販売件数が発表され、予想外の減少となったことも、下落の要因になっている。

今後の動き S&P500指数移動平均線200日下回るか

引用:TradingView S&P500

S&P500指数の株価が、移動平均線100日を下回り200日線に届こうとしている。昨年の10月の株価まで下落することとなる。トレンドラインは下ひげがついていないためまだ下がる傾向があり。押し目買いもみられるが、実際は売りの方が大きくなっている。長期国債は高止まりしているが、恐怖指数(VIX)25と高くしばらくは、キャッシュポジションを高めておいて静観する方向がよい。

コメント