米国株式市場続伸、オミクロン変異株の懸念後退

経済ニュース相場分析

12/22(水)の株価

前日比(%)
日経平均28,562.21円+0.16
ダウ平均35,753.89ドル+1.18
S&P5004,696.56ドル+1.02
ナスダック15,521.89ドル+1.18
ラッセル20002,221.90ドル+0.86
米10年国債1.455-0.93
恐怖指数(VIX)18.62-11.38

クリスマスラリー好調買い戻し続く、米国株式市場3指数共に続伸

S&P500MAP

22日の米国株式市場は主要株価3指数が続伸する展開となった。経済指標が好調の兆しが見えて、オミクロン変異株を巡るポジティブな展開を受け、幅広い銘柄に買いが入った。

ファイザー社のコロナに対応した経口薬が米国で承認を受けたことも好印象に動いている。

今後の動き

テスラー社CEOマスク氏は、保有するテスラ株の10%を売却する目標を達成できるほど、すでに十分に売却したと発表した。テスラ社の株価は上昇し、S&P 総合500種とナスダック総合を押し上げた。

12月調査の米消費者信頼感指数は7月以来の高水準となっていた。オミクロン変異株を中心に米国でも感染が再拡大しており、インフレも高進しているが、米消費者の気持ちは楽観的なことが示された。雇用が堅調な改善を見せていることが気持ちを押し上げている面もある。

今週の株式市場は、あと1日でクリスマスを迎えるこのまま荒れずに相場が大きく動かないように様子を見ていきたい。

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