祝日前日、終盤で株価上昇

経済ニュース相場分析

11/24(水)の株価

前日比(%)
日経平均29,302.66円-1.58
ダウ平均35,804.31ドル-0.03
S&P5004,701.23ドル+0.23
ナスダック15,845.23ドル+0.44
ラッセル20002,331.45ドル+0.15
米10年国債1.638-1.86
恐怖指数(VIX)18.58-4.13

FOMC議事要旨公表後、一時株価下落するも終盤上昇

S&P500MAP

米連邦公開市場委員会(FOMC)の24日公表された議事要旨では、「リスク管理の観点に基づき適切な政策調整を行うという柔軟性を維持することは、政策を実施する上での基本理念であるべきだと、参加者は強調した」と記された。

テーパリングと利上げで柔軟性が必要と強調した内容の発表となった。

24日の相場は、マイナスで開始だったが、FOMC議事要旨発表後に株価上昇しダウ平均は若干マイナス、S&P500とナスダックはプラスで終了した。

いいニュースとしては、米国の新規失業保険申請件数は先週、大幅に減少した。申請件数は前週比7万1000件減の19万9000件。労働市場の回復が期待できる。

悪いニュースは、欧州での新型コロナ感染拡大報道が大きく取り上げられている。旅行関連銘柄の下落するような動きが見られていないことから影響はまだないとされている。

サンクスビギングスの祝日を挟んだ株価市場は、上昇することが多いとアノマリーでは示されている。週明けの株価相場に注目していきたい。

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