10/26 Bloombergニュースより
25日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が最高値を更新した。インフレ懸念のほか、中国での新型コロナウイルス感染状況が悪化する見通しを意識しつつ、フェイスブックなど大型ハイテク企業の決算への期待から買いが入った。
- 米国株、主要3指数が上昇-ハイテク決算前に
- 米短期債が上昇、10年債利回りは小動き
- 豪ドルなど資源国通貨が高い、エネルギー相場高で
- NY原油は85ドル突破後に失速、イラン核協議を意識
- 金スポットは5営業日続伸、インフレ長期化リスクを警戒
S&P500種株価指数の業種別指数では、一般消費財やエネルギー、素材の上昇が目立った。ピンタレスト買収を「現時点」で追求していないと明らかにした米ペイパル・ホールディングスは株価が上昇。 電気自動車(EV)メーカーのテスラはレンタカー会社からの大口受注などを材料に買われ、時価総額が1兆ドル(約114兆円)を突破した。
S&P500種が前週末比0.5%高の4566.48。
ダウ工業株30種平均は64.13ドル(0.2%)高の35741.15ドル。
ナスダック総合指数は0.9%上昇。
10年債利回りは、0.01%未満上昇の1.63%。
ドルは、対円で0.2%高の1ドル=113円72銭。
原油は、1バレル=83.76ドル
金は、1オンス=0.6%高の1806.80ドル。
今後の動き
VOOは、最高値を更に更新を続けている。
テスラー(TSLA)は、決算が好調で前日比+12.6%上昇する。時価総額が1兆ドルを超えるなど勢いが止まらなくなっている。
エネルギーセクターETFのVDEは、上昇を続けていて、エネルギー関連の銘柄も好調なことを示している。
また今週は、GAFAMの決算発表が随時行われていく。中々相場の上がらないハイテク銘柄がどう動くか注意して見ていきたい。
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