10/6 Bloombergニュースより
5日の相場は株式が持ち直し、国債が下落した。8日の米雇用統計発表を待つ状態となっている。
- 米国株は反発、大型ハイテク銘柄に買い戻る
- 米国債は下落、10年債利回り1.53%に上昇
- ドル指数が反発、国債利回りにつれ高-インフレ警戒
- NY原油、4日続伸-OPECプラスの合意内容を意識
- NY金、4日ぶり下落-利回りとドルの上昇にて
大型ハイテク銘柄が主導する形で、S&P500指数とナスダック100指数は共に上昇した。
投資家は、9月の雇用統計発表を待っている。ISM非製造業総合景況指数が予想を上回ったことで、当局は引き続き資産購入縮小の発表に向かう公算が大きい。S&P500種は100日移動平均線を再び上回り、相場調整懸念を和らげた。
10/5発表 ISM非製造業景況指数(総合) 前回61.7 予想60.0 結果61.9
S&P500種は前日比+1.1%
ダウ工業株30種平均は前日比+0.9%
ナスダック総合指数は+1.3%
10年債利回りは+0.05アップの1.53%。
株式市場の一部はその他の領域よりも大幅に下落したが、主要株価指数の調整入りにはまだ遠いと予想されている。
エネルギー価格高騰がインフレ懸念を呼んだことや、米国債利回りの上昇が背景にある。
ドルは対円では0.5%高の1ドル=111円47銭。
ニューヨーク原油先物相場は4営業日続伸。前日に記録した7年ぶり高値からさらに上げを拡大した。世界的に天然ガス危機への対応を余儀なくされる状況が続いているものの、OPECプラスは4日、供給量を月ごとに漸進的に増やす計画を維持することで合意した。
金先物相場は4営業日ぶりに下落。米経済指標を受けて景気回復に対する楽観が強まり、米国債利回りが上昇。金利の付かない金の投資妙味が薄れた。またドル上昇も、金にはマイナスとなった。
10/8の雇用統計発表待ち
相場は、レンジ相場なのか先行き不透明ですね、10/8の雇用統計の発表を待っていきたい。
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