FIREって何
FIREは、検索すると「火」と出てきますよね。
株で燃えるや熱くなるというわけではなく。
「株 FIRE」で検索すると少し変わってきます。
FIREとは「Financial Independence Retire Early」の頭文字をとって作られた言葉です。
日本語に訳すと「経済的自立・早期リタイア」といった意味になります。
FIREは、アメリカで流行っていたもので、最近日本でもマスコミに取り上げられるようになってきています。
FIREとは、経済的に自立していることが必要で生活のための労働を終了することを言う。
働かないで生活できる人は、富裕層の億万長者だけではないかと思われますが、FIREには、いくつかの種類があります。
FIREの種類
- Fat(ファット)FIRE:贅沢もできる状態でのFIRE
- Lean(リーン)FIRE:倹約しながら最低限の生活費を資産運用して生活するFIRE
- Barista (バリスタ)FIRE:フルタイムではなく頻度を減らして働きながら生活費を賄うFIRE
- Coast(コースト) FIRE:資産はあるがあえて働くFIRE
Fat FIRE
Fat「豊かな」という意味で億万長者と呼ばれる人たちです。遊んでいても暮らせる人たちのことです。
高収入、事業成功者、相続などで莫大な資産を保有している。
完全FIREで、働く必要もなく資産のみで生活できる。
Lean FIRE
アメリカで行われているFIREがこちらのタイプになります。
FIRE後も、生活費を抑え、働かなくても最低限の生活の中で資産形成をしていく。
嫌な上司からこき使われて働きたくない、ストレスのない生活をしたい人が目指すFIREになります。
FatFIREよりは、目指す資産は少なくなるため実践しやすい、このFIREを目指している人は多い。
Barista FIRE
Barista FIREは、働かなくても生活できるまでの資産のない人でフルタイムの週5日ではなく週2~3日の仕事をしながら生活をする。
仕事を辞めることはできないが、ゆとりを持って生活ができる。FatFIREやLeanFIREに比べて実施しやすく若い人でもできるFIREです。
Coast FIRE
CoastFIREは、FatFIREと同じように生活には困らない資産はあり、生活のために働かなくてもいいが社会と繋がっていたいや働かないと精神的に不安になる人のことを指します。
FatFIREとBaristaFIREを合わせたFIREになります。
FIRE 4%ルール
FIREする上で「4%ルール」の考えが基本になります。
4%ルールとは、「年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費がまかなえる。」
ことを指す。25倍は、「資本元本(100%)÷支出(4%)」
年間支出が400万円なら1億円の資産を築いて年利4%で運用すれば、理論上は資産を維持したまま生活できる。
なぜ4%なのか、アメリカでの平均株式の年間成長は6~7%といわれている、アメリカのインフレ成長率は2~3%でそこから引かれた値が4%となっている。
生活支出を抑えることで、例えば年間200万円の支出にして5000万円でFIREを目指すことができることとなる。
FIREするためには
投資などでの不労所得だけで生活するためには、生活の支出を抑えることが大事となる。支出を抑えた分の資金を資産運用に回す。資産に回せる貯蓄率が高ければ高いほどFIREへの道は早くなる。
資産運用の知識を高くすることも大事となる。FIREしても資産運用を失敗すれば再び就業しなくてはいけなくなる。
FIREするまでの準備、FIREしたあとの準備を整えていく必要がある。
FIREとは
資産や生活スタイルによって様々なFIREの方法がありますが、FIREするのが「目的」ではなく「手段」であることを忘れてはいけない。
FIREは、「心の自由」、「時間の自由」を目指すものでストレスのない好きなことができる生活を送ることを目指していく。
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