スタグフレーションって何?

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スタグフレーションって何?

9/17bloombergのニュースの記事です。

「スタグフレーション、大きな懸念の一つに浮上ー債券市場は恐れず」

この記事では、世界経済への脅威として今週はスタグフレーションが浮上した。しかし経済の優れた審判である債券市場は恐れていない。

物価上昇と低成長の組み合わせは、インフレ加速は一時的でゴルディロックス的な成長軌道が続くという相場上昇を支える信念を揺るがす。

  中国の成長エンジン変調の兆しとエネルギー価格の急上昇が不安をあおり、バンク・オブ・アメリカ(BofA)の世界ファンドマネジャー調査ではスタグフレーションのリスクが懸念材料トップの一つとして浮上した。ニュースでのスタグフレーションへの言及も少なくとも10年で最多となっている。

  しかし、インフレ連動米国債が示唆する今後10年のインフレ期待は米連邦準備制度の目標付近の水準にあり、米国債のイールドカーブもフラット化しスタグフレーション期の傾向に逆行している。

  ソシエテ・ジェネラルの米金利戦略責任者、スバドラ・ラジャッパ氏は「今はスタグフレーションの脅威は見えない。インフレの側面は気になるが、実質利回りは非常に低く、市場がそれを織り込んでいないことが分かる」と話した。

スタグフレーションとは

スタグフレーションとは、景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行する現象のことをいいます。この名称は、景気停滞を意味する「スタグネーション(Stagnation)」と「インフレーション(Iinflation)」を組み合わせた合成語です。通常、景気の停滞は、需要が落ち込むことからデフレ(物価下落)要因となりますが、原油価格の高騰など、原材料や素材関連の価格上昇などによって不景気の中でも物価が上昇することがあります。これが、スタグフレーションです。景気後退で賃金が上がらないにもかかわらず物価が上昇する状況は、生活者にとって極めて厳しい経済状況といえます。わが国では、1970年代のオイルショック後にこの状態となっていました。

スタグフレーションになるのか?

現在、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大などを背景にアメリカや中国の景気回復が鈍っているとして、ことしの世界経済全体の成長率の見通しをプラス6%からいくぶん下方修正すると明らかにしました。

多くの国でインフレ率が急速に上昇している。世界の食料価格はこの1年で30%以上値上がりし、エネルギー価格の上昇も合わさって、貧困家庭の負担が重くなっているて、世界的な物価上昇に懸念している。

金融市場などでは、物価の急上昇について新型コロナの影響に伴う供給網の混乱がおさまれば次第に落ち着くという見方がある一方、景気の減速と物価の上昇が同時に進む「スタグフレーション」の前兆ではないかという指摘も出ていて、物価上昇が長期化することへの警戒感が強まっています。

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