12/4米国株式市場は反落。超大型株が安い 雇用統計控え警戒感。

経済ニュース相場分析

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12/4(月)の株価

 前日比(%)
日経平均33,213.27円-0.60
ダウ平均36,204.44ドル-0.11
S&P5004,569.78ドル-0.54
ナスダック14,185.49ドル-0.84
ラッセル20001,882.02ドル+1.04
米10年国債4.261+1.09
恐怖指数(VIX)13.08+0.45

4日の米国株式市場は3指数共に反落。超大型株が安い 雇用統計控え警戒感。

4日の米国株式市場は3指数共に反落。

IT・ハイテク株中心に戻り売りが強まった。本日は米国債利回りも上昇し、先週の反動が出ていたようだ。S&P500は先週までに年初来で20%近く上昇し、ダウ平均は2021年以来の5週連続の上昇を記録し、9.4%の上昇。ナスダックは36%の上昇を記録している。

FRBの来年の利下げ期待の台頭が株式市場をサポートしているが、パウエルFRB議長は先週、市場の利下げ期待に「時期尚早」と否定的な見解を示し、追加利上げの可能性にも言及していた。しかし、市場は姿勢を変えず、議長が「政策金利は抑制的な領域に深く入った」と述べこと1点のみに反応し、株高を継続している。市場とFOMC委員との見解の差が浮き彫りになっている象徴的な動きではあった。

経済指標が決着を付けてくれるということなのであろう。今週は週末の米雇用統計が控える中で、求人件数やISM非製造業景気指数、ADP雇用統計なども週内に発表され、その結果待ちの雰囲気が強い。

現在の株高や利下げ期待は行き過ぎといった声も一部から出ていた。

仮想通貨関連株が大幅高。ビットコインが4万ドルの大台を回復。その後に一時4万2000ドル台まで上げ幅を拡大しており、昨年4月以来の高水準まで上昇している。ビットコイン現物投資型の上場投資信託(ETF)承認後の需要拡大や米利下げへの期待が背景にある。

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