10/20米国株式市場は続落。高利回りと中東情勢の緊迫化で買いの勢い出ず。

経済ニュース相場分析

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10/20(金)の株価

 前日比(%)
日経平均31,259.36円-0.54
ダウ平均33,127.28ドル-0.86
S&P5004,224.16ドル-1.26
ナスダック12,983.81ドル-1.53
ラッセル20001,680.79ドル-1.29
米10年国債4.914-1.50
恐怖指数(VIX)21.71+0.31

20日の米国株式市場は、3指数共に続落。高利回りと中東情勢の緊迫化で買いの勢い出ず。

20日の米国株式市場は3指数共に続落。ダウ平均は3日続落。

米10年債利回りは下げているものの、2007年以来の5%をうかがう展開を見せていたことから、IT・ハイテク株など成長株中心に株式市場を圧迫している。また、中東情勢も依然として緊迫化している中で、原油高、リスク回避の雰囲気が広がっており、株式市場は買いの勢いが強まらないようだ。

前日のパウエルFRB議長の講演は次回FOMCの金利据え置きは示唆したように思われるが、追加利上げの可能性は温存する内容となった。インフレは依然高過ぎ、インフレを下げるには経済成長の低下が必要になると発言し、株式市場に動揺を与えた。議長は、現在の金利が高過ぎるとは考えていないとも述べていた。

市場は来年にかけて追加利上げの可能性をまだ30%程度の可能性で見ており、議長の講演前と変わらないが、利上げサイクル終了を期待している向きには若干ネガティブな印象だった模様。

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