10/16米国株式市場は株上昇、今週から本格化する決算への期待も。

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10/16(月)の株価

 前日比(%)
日経平均31,659.03円2.03
ダウ平均33,984.54ドル+0.93
S&P5004,373.63ドル+1.06
ナスダック13,567.98ドル+1.20
ラッセル20001,747.06ドル+1.59
米10年国債4.700+1.16
恐怖指数(VIX)17.21-2.11

16日の米国株式市場は、3指数共に株上昇、今週から本格化する決算への期待も。

16日の米国株式市場は3指数共に上昇。

中東情勢は依然として緊迫化しているものの、外交努力も続いており、本日は懸念が一服している。

また、先週の米大手銀の決算に市場はポジティブな反応を見せていたことから、一部からは買戻しの反応への期待感も出ているようだ。

アナリストからは「決算とFRBが金利をどうするかに市場が注目することは短期的に、投資家に楽観的な見方を与えるかもしれない」といった声も出ている。同アナリストは短期的にレンジ相場になると予想。米国債利回りと中東情勢が足かせとなっているが、決算とFRB高官の慎重姿勢によって相殺されるという。

ただ、高金利と原油高、インフレの粘着、中東情勢など地政学的リスクが続く中で、年末にかけてはボラティリティの高い相場展開も予想されるとも述べた。

短期金融市場では次回FOMCは据え置きをほぼ確実視しており、12月FOMCでの利上げ確率は35%程度に収まっている状況。強い米雇用統計や先週発表のデータがインフレの粘着性を示唆したにもかかわらず、追加利上げへの期待感は高まっていないことから、ひとまず、株式市場も金利を材料にした売りは後退しているようだ。

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