9/8米国株式市場は上昇。来週の米CPIに注目。

経済ニュース相場分析

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9/8(金)の株価

 前日比(%)
日経平均32,606.84円-1.16
ダウ平均34,576.59ドル+0.22
S&P5004,457.49ドル+0.14
ナスダック13,761.53ドル+0.09
ラッセル20001,851.54ドル-0.23
米10年国債4.260+0.19
恐怖指数(VIX)13.84-0.56

8日の米国株式市場、3指数共に上昇。来週の米CPIに注目。

8日の米国株式市場は3指数共に上昇。

本日のIT・ハイテク株は下げが一服し、ナスダックも反発していたが、買い戻されていたアップル<AAPL>が伸び悩んだことで、ナスダックも伸び悩んでいる。IT・ハイテク株は依然として上値が重い印象だ。

米株式市場はバリュエーションへの懸念と、強い米経済指標が逆にFRBのタカ派な反応を促すのではないかとの懸念の中で、9月に入っても軟調な推移が続いている。投資家は、原油価格上昇やインフレ長期化によってFRBがタカ派姿勢を継続するのではないかという懸念と、堅調な米経済指標を比較検討している。

そのような中で、一部のストラテジストからは悲観的な見方も聞かれる。「以前よりも、市場はもう少し持ちこたえられると考えている。しかし、基本的な見方は変えておらず、現行水準からの下振れリスクを引き続き見込んでいる。特に、米国のバリュエーションはIT・ハイテク大手7銘柄を除いたとしても、ファンダメンタルズに比べて高い」と指摘した。

また、別のストラテジストからは「長期金利上昇の脅威が高まっており、米経済のソフトランディングの見通しが後退。今後2カ月間は株安を招く可能性が高い」との見方も出ている。

FRBの追加利上げについて短期金融市場では、今月のFOMCは据え置きが確実視されているものの、11月の利上げを約2分の1の確率で見ている状況。

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