8/17米国株式市場は続落。米国債利回り上昇が続き、IT・ハイテク株に売り膨らむ。

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8/17(木)の株価

前日比(%)
日経平均31,626.00円-0.44
ダウ平均34,474.83ドル-0.84
S&P5004,370.36ドル-0.77
ナスダック13,316.93ドル-1.17
ラッセル20001,850.06ドル-1.15
米10年国債4.286+0.40
恐怖指数(VIX)17.89+1.11

17日の米国株式市場は3指数共に続落。米国債利回り上昇が続き、IT・ハイテク株に売り膨らむ。

17日の米国株式市場は3指数共に続落。

米国債利回りの上昇が続いており、IT・ハイテク株中心に売りが膨らんだ。ナスダックは大幅安。

前日のFOMC議事録を受けて、米株式市場はFRBの追加利上げの可能性を改めて意識させられた。議事録では「インフレリスクは一段の引き締めを必要とする可能性」と言及し、追加利上げの可能性を示唆していた。

市場は現在のところ、9月FOMCは据え置きを確実視しているものの、年内の11月か12月で追加利上げを見込んでいる。8月に入って勢いを失っている米株式市場にとって、前日のFOMC議事録はさらに売りの理由を与えたようだ。

一部からは「8月は冴えない展開が続いており、バリュエーションも高値から下落しつつある。市場もセクターも勢いを失っているが、その分、バリュエーションも適正化しつつある」といった声も出ている。

「年前半の力強い上昇、そして、7月に入ってからの上昇の後では、ある程度の警戒が必要だと感じていた。そのため、いま起きていることは予想外ではないし、多少の反落は結果的に市場全般にとって健全なことだ」といったコメントも聞かれる。

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