5/24米国株式市場は続落。債務上限協議膠着でデフォルト懸念高まる。

経済ニュース相場分析

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5/24(水)の株価

前日比(%)
日経平均30,682.68円-0.89
ダウ平均32,799.92ドル-0.77
S&P5004,115.24ドル-0.73
ナスダック12,484.16ドル-0.61
ラッセル20001,767.001ドル-1.16
米10年国債3.748+1.43
恐怖指数(VIX)20.03+1.50

24日の米国株式市場は3指数共に続落。債務上限協議膠着でデフォルト懸念高まる。

24日の米国株式市場は、3指数共に続落。

議事録では、追加利上げへの支持を巡ってFOMC委員の意見が分かれていたことが示されたほか、データ依存のアプローチを強調し、利下げについては可能性が低いとしていた。このところのFOMC委員からのタカ派な発言が株式を圧迫しており、その意味でも本日の議事録で何らかのヒントが出るか注目されたが、新たな材料はない。ただ、市場が警戒していたほどタカ派ではない印象もあった。

米債務上限問題については、依然として具体的な合意はなく、にらみ合いの状況が続いている中、米株式市場は戻り売りが続いている状況。共和党側は大胆な歳出削減を求めているが、それに対するバイデン大統領を始めとした民主党側の抵抗も大きい。期限切れぎりぎりまで交渉はもつれるとの見方も出ているが、最終的にデフォルトは回避されると楽観的に見ている状況に変化はない。双方の交渉担当者はきょうも午前中に会合を開くと見られている。

市場からは、仮にワシントンが合意できたとしても、市場は動揺する可能性があるとの指摘が出ている。米財務省は一般会計を補充するために大量の国債を発行する必要があるからだという。特に最近では、米株式市場と米国債市場は相関関係が高まっており、株式市場にも何らかの影響を及ぼする可能性が警戒されるという。

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