50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
4/14(金)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 28,493.47円 | +1.20 |
ダウ平均 | 33,886.47ドル | -0.42 |
S&P500 | 4,137.64ドル | -0.21 |
ナスダック | 12,123.47ドル | -0.35 |
ラッセル2000 | 1,781.15ドル | -0.86 |
米10年国債 | 3.515 | +1.97 |
恐怖指数(VIX) | 17.07 | -0.73 |
14日の米国株式市場は、3指数共に反落。指標はまちまちも売り強める。
14日の米国株式市場は、3指数共に反落。
この日発表の経済指標は強弱まちまちだったが、株式市場は売りの反応を強めた。その中で米小売売上高の数字に着目した指摘が出ている。この数字をきっかけに、場合によっては2回の利上げの可能性を織り込む動きが出ている。5月の利上げ確率は80%まで高まっており、ほぼ確実視している状態。一方、市場は6月の利上げの可能性も一部織り込み始めているという。
米小売売上高は総合と自動車を除いたコアの数字は前月比で予想以上の減少を示したものの、自動車とガソリン、建材を除いた数字が予想ほど減少したかった点に市場は注目したとしている。FRBが年内に少なくとも1回、場合によっては2回の利上げを実施する可能性があるとの見方を示しめたという。
FOMC委員のコメントも、引き続き今後の引き締めを示唆している点もあるとしている。現状、6月の利上げ確率は20%程度。前日は5%程度だった。
一方、先週末の米雇用統計から今週の米CPI、米PPIなど一連の指標を通過して、市場は5月FOMCでの利上げ予想を固めたようだ。半面、早期利上げ停止および年内利下げ期待も同時に高めていた。そのため、今週の株式市場は全体的に堅調な流れを維持していたが、イベントを通過して、本日はポジション調整中心の展開だったのかもしれない。来週は重要な米経済指標の発表は少ない。
米小売売上高、2カ月連続で減少-燃料や自動車が落ち込む
- 3月の小売売上高は前月比1%減-市場予想0.5%減
- 13カテゴリーのうち8つで減少、ガソリンスタンドは5.5%減
3月の米小売売上高は2カ月連続での減少となった。高インフレや借り入れコスト上昇の影響を受け、家計支出が冷え込みつつあることが示唆された。
米小売売上高は前月比1%減ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は0.5%減2月は0.2%減(速報値0.4%減)に上方修正ガソリンと自動車を除いたベースでは0.3%減市場予想0.6%減これらのデータはインフレ調整を加えていない
3月は13カテゴリーのうち、ガソリンスタンドや総合小売店、電気製品など8つで減少。自動車販売は1.6%減。ガソリンスタンドの売上高は5.5%減と、2020年4月以来の大幅なマイナスとなった。
今回の統計では金融状況が引き締まり、インフレが長引く中、家計支出やより広範な景気のモメンタムが鈍化しつつあることが新たに示唆された。
国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高は0.3%減。市場予想(0.5%減)よりは小幅なマイナスにとどまった。
米小売売上高の統計で唯一のサービス分野である飲食店はわずかに増加。前月は減少していた。
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