50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
2/10(金)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 27,670.98円 | +0.31 |
ダウ平均 | 33,869.27ドル | +0.50 |
S&P500 | 4,090.46ドル | +0.22 |
ナスダック | 11,718.12ドル | –0.61 |
ラッセル2000 | 1,918.81ドル | +0.18 |
米10年国債 | 3.743 | +2.07 |
恐怖指数(VIX) | 20.53 | -0.18 |
10日の米国株式市場は、米国債利回りの急上昇でナスダック低調。
10日の米国株式市場は、IT・ハイテク株には売りが強まり、ナスダックは下落。ダウ平均とS&P500指数はプラス圏内で終了する。
今週の米株式市場は今年に入って最悪の週となり、S&P500は3週間ぶりの下落。週間の下げ幅としては12月以降の下落となった。
先週末の予想外に強かった米雇用統計を受けて、市場のセンチメントに変化が出たものと思われる。FRBは政策金利のターミナルレート(最終到達点)を市場の想定よりも高く引き上げるのではといった警戒感と、市場は年内利下げをまだ織り込んでいるが、高金利が来年にかけて継続されるのではとの不安感も強まっているようだ。米国債利回りも急上昇しており、買い戻しが強まっていたIT・ハイテク株などの成長株に打撃を与えている。
この先の見方はまちまちではあるものの、目先は来週の米消費者物価指数(CPI)が大きなターニングポイントとして注目されている。
きょうはエネルギー株が上昇し、上値の重い相場をサポートした。商品市場で原油相場が一時80ドル台に上昇したことが買いに繋がったが、ロシアが欧米の制裁に対抗して、原油の生産を日量50万バレル削減すると発表したことが材料となった。ロシアの生産量の5%に当たり、世界の総需要の0.5%にあたる。
フィラデルフィア連銀総裁、政策金利5%超を支持-軟着陸の確率上昇
- あと2回程度の0.25ポイント利上げが望ましい-ハーカー総裁
- リセッション回避に向けて金融当局は賢明になる必要
米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、金融当局がリセッション(景気後退)を引き起こさずにインフレを鎮静させられる可能性が高まりつつあるとの認識を示した。ただ、物価上昇圧力の緩和を確実にするには政策金利が5%超に上昇し、その水準にしばらくとどまる必要があるとも指摘した。
総裁は10日、ウォートン・ビジネス・ラジオのインタビューで「ソフトランディング(軟着陸)達成の確率は高まりつつある。ただ、危機を脱したという意味ではない」とした上で、「リセッションの可能性はなおあるが、賢明になることで回避できると考えている」と述べた。
政策金利については、「あと2回程度」の0.25ポイント引き上げを支持すると説明。「5%超に引き上げ、そこで停止する必要がある。現在その水準に極めて近い状況だ」と話した。ただ5%をどの程度上回るかについては、様子を見る必要があるとの考えを示した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は1月31日-2月1日の会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25ポイント引き上げ、4.5-4.75%とした。
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