50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
1/13(金)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 26,119.52円 | -1.25 |
ダウ平均 | 34,302.61ドル | +0.33 |
S&P500 | 3,999.09ドル | +0.40 |
ナスダック | 11,079.16ドル | +0.71 |
ラッセル2000 | 1,887.03ドル | +0.58 |
米10年国債 | 3.498 | +1.54 |
恐怖指数(VIX) | 18.35 | -0.48 |
13日の米国株式市場は、3指数共に続伸。大手銀決算に冴えない反応もミシガン大指数で買い戻し。
13日の米国株式市場は、3指数共に続伸。
きょう発表になったミシガン大消費者信頼感指数が予想を大きく上回ったほか、米消費者のインフレ期待指数が予想以上の鈍化が示されたことで、米株式市場も序盤の下げを解消している。
前日の消費者物価指数(CPI)に引き続き、インフレの先行きに安心感が広がり、FRBの利上げペース縮小への期待が米株式市場をサポートしている。
米大手銀の決算については、金利の上昇で純受取利息(NII)が収益に貢献していたが、景気の先行きを警戒し、貸倒引当金は予想以上に積み上げていた。ただ、事前に想定されていたことでもあり、米大手銀株も序盤の売りが一巡すると買い戻された。
市場からは、「今年に入ってから市場はかなりいい感じで上昇している。そのため決算シーズンでは少しばかり利益確定売りが出るかもしれない」との声も出ていた。
1年先の米インフレ期待、約2年ぶり水準に低下-ミシガン大調査
- マインド指数速報値は64.6、前月の59.7から上昇-予想を上回る
- 消費支出は徐々に減速していくと思われる-ミシガン大学のシュー氏
米国では短期的なインフレ期待が1月に入って低下し、ほぼ2年ぶりの水準となった。消費者のセンチメントを予想以上に押し上げたことがミシガン大学の消費者マインド調査で明らかになった。
1年先のインフレ期待は4%に低下-2021年4月以来の低水準エコノミスト予想は4.3%前月は4.4%5-10年先のインフレ期待は3%に上昇エコノミスト予想は2.9%前月は2.9%1月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は64.6前月の59.7から上昇エコノミスト予想の中央値は60.7
強い労働市場と相まって、経済と家計に関する消費者の見方は明るさを増している。ガソリン価格は夏の高値から大きく下げ、食品の値上がりも落ち着き、失業率は50年ぶりの水準に低下した。
家計に関する現況指数は8カ月ぶりの水準に上昇し、同期待指数は1年ぶりの高水準となった。向こう1年の所得の伸びが少なくとも物価の上昇ペースと同じになるとの回答は半数を超え、2021年10月以来の多さとなった。
1月の現況指数と期待指数はいずれも9カ月ぶりの高水準。金利上昇が意識される中で、大型耐久財の購入環境に関する指数も改善した。
1年先の景気見通しは悪化。一方で、5年先の景気見通しは改善し、昨年4月以来の水準に上昇した。
ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は発表文で「消費者の3分の2が向こう1年で景気が悪化するとみており、最近の改善にもかかわらずセンチメントが依然低いことを反映している」と指摘。「しかしながら現在の失業率が記録的に低く、予想される所得が力強いことを考慮すれば、消費支出は一気に落ち込むというより、徐々に減速していくと思われる」と分析した。
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