4/25米国株式市場は反発。大型ハイテク株決算控えて。

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4/25(月)の株価

前日比(%)
日経平均26,590.78円-1.90
ダウ平均34,049.46ドル+0.70
S&P5004,296.12ドル+0.57
ナスダック13,004.85ドル+1.29
ラッセル20001,954.20ドル+0.70
米10年国債2.812-3.31
恐怖指数(VIX)27.02-3.31

4月25日の米国株式市場は反発。大型ハイテク株決算を控えて押し目買い。

S&P500MAP

25日の米国株式市場は3指数共に反発して終了する。

ツイッター(TWTR)が4日続伸。前日にテスラ(TSLA)のマスクCEOとツイッターの経営陣との買収・非公開化に向けた提案を巡る協議が行われ、きょう中にも合意に達する見通しとなっている。

大手テクノロジー各社の決算発表を週内に控え、押し目買いが入った。株価指数はプラスに転じた。リスク回避の雰囲気で米国債利回りが下落しており、値ごろ感の出ている成長株に買い戻しが膨らんだ模様。

中国での感染に収束の気配が見られず、ロックダウン措置が上海のみならず北京にも導入されるとの懸念が広がっている。市場ではFRBの積極的な利上げによる景気後退を不安視する声がある中で、中国でのロックダウンの広がりは米企業のサプライチェーン問題を悪化させ、景気後退への懸念に拍車をかけるとの指摘もある。

原油相場の下落でエネルギー株には売りが膨らんでいるものの、医薬品や産業株の一角などには買い戻しが出ている。米国債利回りの下げで銀行株は軟調。

市場は、まだ大底を付けたとは思えない。大量の出来高を伴った大きな下げはまだないとみている。

今週はS&P500企業のうち約160社が決算を発表する予定。アマゾン、アップル、アルファベット、メタプラットフォーム、マイクロソフトといったIT大手の決算に注目が集まっている。市場からは、今週は株式の分岐点になるかもしれないとの指摘も出ている。過去3週間の厳しいマクロ環境がもたらしたものを確認するか、否定するかのどちらかだという。

コカコーラ(KO)が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。消費者がパンデミック前の行動をほぼ取り戻す中で、同社も長期間の苦悩から脱したことが示された。北米での需要回復が貢献。

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