50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
4/21(木)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 27,553.06円 | +1.23 |
ダウ平均 | 34,792.76ドル | -1.05 |
S&P500 | 4,393.66ドル | -1.48 |
ナスダック | 13,174.65ドル | -2.07 |
ラッセル2000 | 1,991.46ドル | -2.29 |
米10年国債 | 2.894 | +1.91 |
恐怖指数(VIX) | 22.68 | +11.61 |
4月21日の米国株式市場は3指数共に下落。米国債利回り再び上昇のためか。
21日の米国株式市場は、3指数共に下落する。再び、米国債利回りが上昇し、金利動向を反映しやすい2年債利回りは約3年ぶりの高水準を付けた。連邦準備理事会(FRB)当局者からタカ派的な発言が相次ぎ、インフレ抑制に向けたFRBの積極的な対応が確定的になってきた。
米国債利回りが再び急上昇する中で、IT・ハイテク株中心に売りが強まり、ナスダック指数は大幅な下落となった。デーリー・サンフランシスコ連銀総裁の発言が伝わっていたが、複数のFOMCで0.5%利上げを決定する可能性が高いとの認識を示していた。短期金融市場では7月までに3回の大幅利上げを100%織り込む動きが出ている。市場はFRBの引き締めへの積極姿勢を再認識した格好となり、株式市場は嫌気している。
午後になってパウエルFRB議長のIMF主催のイベントでの講演が伝わり、「もう少し早く動くのが適切。次回5月FOMCで0.5%の大幅利上げが議題になる」と述べる一方、「軟着陸を目指し最善を尽くす」とも述べていた。大幅利上げの可能性に言及したものの、想定範囲内でもあったことから、株式市場の反応は一時的に留まった。
取引開始前までに発表になった決算を好感した模様。テスラ(TSLA)がサプライチェーン問題とコスト上昇を克服し、好調な決算を発表したことを受けて大幅高となっているほか、ユナイテッド航空(UAL)やアメリカン航空(AAL)も、力強い需要回復から4-6月期は黒字回復の見通しを示したことが好感されている。
スナップが決算受け時間外で株価上昇 ユーザー数が予想を上回る伸び
スナップチャットを運営するスナップ(SNAP)が急伸。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株損益が予想外の赤字となった。第2四半期の売上高およびEBITDAの見通しも予想を下回った。
発表直後は時間外で株価は大幅安となったものの、切り返している。ユーザー数が予想を上回る伸びを示したことが見直し買いにつながっている模様。若者に人気の同社のスナップチャットのアプリは、主に海外からの伸びで3.32億人の1日アクティブユーザー数を記録した。最大の競合相手であるメタ(FB)が成長を停滞させているのとは対照的。
同社のアンダーセンCFOは「ウクライナ危機を受けて多数の広告主がキャンペーンを停止するまで、第1四半期中の収益の伸びは当初の同社予想を上回っていた」と述べた。しかし、ほとんどのキャンペーンは10日以内に再開されたという。一方、「ウクライナ危機は今後もマーケティング予算に影響を与え続けると考えている」とも語った。
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