50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
4/20(水)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 27,217.85円 | +0.86 |
ダウ平均 | 35,160.79ドル | +0.71 |
S&P500 | 4,459.45ドル | -0.05 |
ナスダック | 13,453.07ドル | -1.22 |
ラッセル2000 | 2,038.18ドル | +0.37 |
米10年国債 | 2.834 | -3.54 |
恐怖指数(VIX) | 20.32 | -4.91 |
4月20日の米国株式市場はナスダック指数下落。ネットフリックス大幅安につられ他の通信ストリーミング銘柄下落。
20日の米国株式市場は、買い優勢で始まるも買い一巡後はIT・ハイテク株中心に戻り売りが強まり、ナスダックが下げに転じたほか、ダウ平均とS&P500指数も伸び悩む動きとなった。
米国債利回りが低下しており、ドルも戻り売りが優勢となるなど、このところのFRBの積極的な引き締めとインフレを警戒した市場の動きに修正が出ている。市場から相次いで、このところのインフレに対するパニックは行き過ぎたとの指摘が出ている。インフレは今期がピークで、2023年に向けて着実に低下。市場も次第に落ち着き、金利は低下する可能性があるとコメントも出ていた。
ネットフリックス(NFLX)が大幅安。前日引け後に1-3月期(第1四半期)決算を発表し、有料会員数が予想外の減少となっていた。第2四半期についても大幅な減少を見込んでおり、失望感が強まっている模様。ディズニー(DIS)やワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)、ロク(ROKU)も連れ安となっている。
そのネットフリックスの決算が、これから決算を控えたIT・ハイテク株に重たい雰囲気を広げたとの声も聞かれた。特にメタ・プラットフォームズ(FB)の下げが大きい。ネットフリックスは今回の決算で2四半期連続で失望感を強めたが、1月に発表された前回10-12月期の決算でネットフリックス同様に失望感を強めていたのがメタだった。そのため来週発表予定のメタ決算に警戒感が強まっているとの指摘が出ている。ただ、アナリストからは、2つの銘柄を同一視すべきではないとの意見も出ており、他のIT大手は売られるべきではないと主張している。
一方、決算を発表したダウ採用銘柄のIBM(IBM)やP&G(PG)は上昇。IBMはハイブリッドクラウド製品への需要が拡大。今回の決算はクラウドベースのソフトウェアとコンサルティングを中心とする事業への移行が引き続き推進されていることを示唆した。
P&Gは売上高が予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の実質売上高は予想を上回る見通しを示している。好調な売上高は値上げ、出荷量の増加、高価格帯製品へのシフトによってもたらされた。一方、コスト増が利益を圧迫とも警告している。
テスラが決算受け時間外で4%上昇
テスラ(TSLA)が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。サプライチェーンの制約が続く中でも、電気自動車(EV)への強い需要に支えられた。ただ、サプライチェーンの制約については年内も続くと警告している。
そのほか、販売台数は年平均50%増の目標を維持したほか、年後半には、テキサス州のギガファクトリーでセル数4680の構造用パックとセル数2170の非構造用パックの両方でモデルYが生産できるようになる予定だとしている。メガパック工場については需要増に伴い生産量を拡大するとも述べた。
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