3/28米国株式市場は反発。テスラ株の分割発表が後押し。

経済ニュース相場分析

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3/28(月)の株価

前日比(%)
日経平均27,943.89円-0.73
ダウ平均34,955.89ドル+0.27
S&P5004,575.52ル+0.71
ナスダック14,354.90ドル+1.31
ラッセル20002,078.06ドル+0.00
米10年国債2.464-0.52
恐怖指数(VIX)19.63-5.67

28日の米国株式市場は3指数共に上昇。テスラ株上昇でナスダック指数上昇を後押し。

S&P500MAP

28日の米国株式市場は3指数共に上昇する展開となった。IT・ハイテク銘柄が好調で株価全体を押し上げた。ナスダック指数は1.3%上昇。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は1.6%上昇した。

市場ではFRBの積極的な利上げへの期待が高まっており、5月、6月に2回、0.50%の大幅利上げを実施するとの見方も出ている。このことは、株式市場はすでに織り込み済みで認識している。

景気への影響を不安視する動きが出ているものの、足元の米経済は健全な兆候が示されていることで、いまのところは安心感もあるという。

米国債市場で、3年債や5年債と10年債利回りが逆転した。一時30年債との利回りが逆転する場面もあった。いわゆる長短の逆イールドだが、景気後退を示唆する動きとも捉えられている。しかし、逆イールドと景気後退の関係には時間差があり、2年間にも及ぶこともあるという。また、この期間の株価は上昇する傾向があり、株式相場のピークは逆イールド発生から約1年後となる傾向がある。

エネルギー株が下落。原油相場が下落しる。原因としては、中国での感染拡大による需要への懸念、イエメンの反政府勢力がサウジアラビアに対する敵対行為の一時停止を発表などがある。

個別株ではテスラ(TSLA)が+8.04%大幅上昇した。再度の株式分割を可能にする動きについて株主に承認を要請する計画だと発表したことが理由。アマゾン(AMZN)が株式分割を発表している。

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