3/8米国株式市場は連日下落。ウクライナ情勢で揺れる展開。

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3/8(火)の株価

前日比(%)
日経平均24,790.95円-1.71
ダウ平均32,632.64ドル-0.56
S&P5004,170.70ドル-0.72
ナスダック12,795.55ドル-0.28
ラッセル20001,963.01ドル+0.60
米10年国債1.849+4.36
恐怖指数(VIX)35.13-3.62

8日の米国株式市場は3指数共に下落。ウクライナ情勢で株価押し上げきれず。

S&P500MAP

8日米国株式市場は、3指数共に下落で終了する。

情勢に大きな変化はないが、ウクライナのゼレンスキー大統領がきょう、英議会でテレビ会議による演説を行っており、「ロシアが侵略した理由の1つであるNATO加盟を、ウクライナはもはや主張していない」と述べたことに敏感に反応している。原油も高止まりで、連日の急落からの売りが強まった。

バイデン大統領がロシア産の原油、天然ガスの禁輸を正式に発表したが、石油・ガス業界に過度な値上げしないよう警告している。

エネルギー価格急騰でインフレが長期化が予想され長期国債の利回りも上がってきている。FRBはインフレへの利上げを継続することから、企業業績への影響はでてくる。

おまけ アップル新製品発表

アップル(AAPL)は8日に開いた今年初の製品発表イベントで、低価格スマートフォン「iPhoneSE」とタブレット「iPad Air」の第5世代(5G)移動通信ネットワークに対応した新製品などをお披露目した。今年はこれまでで最も多く新製品を発表する1年となる可能性が高い。

デザインを刷新した新型デスクトップコンピューター「Mac Studio」と、より高速なプロセッサーも発表。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は「Peek performance」と題した同イベントで、動画ストリーミングサービスの「アップルTV+」で米大リーグの試合を配信する計画も明らかにした。

また、アップルが最強のパソコン(PC)用チップと呼ぶ新しい自社製プロセッサー「M1ウルトラ」も公表。同製品はインテル製チップから自社製への移行を進める取り組みの一部。

新型デスクトップPCのマック・ステューディオはM1ウルトラを搭載可能で、アプリ開発者や写真編集者、ビデオ制作者などに照準を合わせた。さらに、現行モデルより低価格な27インチモニターも発表。価格は1599ドル(日本では19万9800円)から。

iPhoneSEシリーズの新モデル投入は2020年以来。カラーは黒と白と赤の3色で、価格は429ドル(日本では5万7800円)からと、前機種より若干値上げしたが、5Gに対応し、高速チップ「A15」を搭載。外観は17年発売のアイフォーン8と同様で、上位機種で使われる顔認証「フェイスID」ではなく、ホームボタンと指紋認証「タッチID」を採用した。

アップルはまた、現行のiPhone13シリーズに新色のグリーンを追加した。

iPadAirの新モデルには自社製チップのM1を搭載。価格は599ドル(同7万4800円)から。

iPhoneSEとiPadAirの新機種の予約注文は3月11日から受け付け、1週間後の18日に発売する。MacStudioとモニターの注文は8日に受け付けを開始し、18日に発売する。価格はM1ウルトラ搭載機種が3999ドル(同49万9800円)から。M1マックス搭載モデルは1999ドル(同24万9800円)から。

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