パウエル議長テーパリング発言を受けて、株急落

経済ニュース相場分析

11/30(火)の株価

前日比(%)
日経平均27,821.76円-1.63
ダウ平均34.483.72ドル-1.86
S&P5004,667.00ドル-1.90
ナスダック15,537.69ドル-1.55
ラッセル20002,198.90ドル-1.92
米10年国債1.453-2.95
恐怖指数(VIX)27.19+18.42

パウエル議長、テーパリング早期終了検討すると発表、株価大幅安

S&P500MAP
引用:TradingView

パウエル議長は、今までインフレは「一過性」と発言していたが、今回の発表で一過性の表現をやめるときがきたと指摘。そのため、次の12月の会議ではテーパリング(債券購入の段階的縮小)早期終了を検討するのは適切と発表した。市場は、利上げが早まるとの観測が強まった。

30日の株式相場はダウ平均、S&P500、ナスダック、ラッセル2000の4指数全て大幅安の展開となった。

今後の動き

オミクロン変異株により新たな行動規制が生じれば世界経済に大きな打撃となる。

その不安の中でのパウエル議長のインフレ加速の発言により更に市場が混乱することとなった。

12/15(水)米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利発表で市場の動きが大きく変わる。

現在ドル安円高

世界経済が不安のときは、円高傾向になりやすい。

株をドルで購入している人はドルに転換するタイミングです。

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