10/27 Bloombergニュースより
26日の米株式相場は小幅続伸。S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が最高値を更新した。インフレや成長への懸念が残る一方で、朝方発表された企業決算が投資家マインド改善に寄与した。
- 米国株は続伸、S&Pとダウが最高値更新-UPSやGEに買い
- 米長期国債は上昇、10年債利回り1.61%に低下
- 資源国通貨が上げ縮小、ドル持ち直しで-ドル・円は114円台前半
- NY原油は上昇、14年以来の高値-米在庫減の見込みで
- NY金は反落、企業決算の好調受け逃避需要後退
ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)とゼネラル・エレクトリック(GE)は決算が好感され、株価が上昇した。一方、フェイスブックは下落。自社株買いなどを発表したものの、7-9月売上高と10-12月売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことが売りを誘った。
S&P500種は前日比0.2%高の4574.79。
ダウ平均は15.73ドル(0.1%未満)高い35756.88ドル。
ナスダック総合指数は0.1%上昇。
10年債利回りは、0.02%低下の1.61%。
ドルは対円で0.4%高の1ドル=114円15銭。
原油は、(1.1%)高の1バレル=84.65ドル。2014年以来の高値で終了。
金スポット相場は、前日比0.8%安の1793.46ドル。
今後の動き
フェイスブック(FB)は、決算後発表の株価は前日比-3.92%下がりました。アップルが新しく導入したトラッキング規制が影響している。今後は欧州でメタバース仮想空間サービスに力を入れていく方向で注目していきたい。あと社名を変更するという話は発表されなかった。
世界首位の小口貨物会社ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は、決算で利益と売上高がともに市場予想を上回った。インターネット通信販売の需要好調を背景に配送料を値上げし、収益性がより高い顧客向けを強化したことが貢献した。
今週は決算発表する企業は多く発表の結果を注意してみていきたい。その関連する企業にも影響するため広くみていくのも面白いと思う。
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