株はいつ売るか
投資を始めて1番困っているのが、売るタイミングではないでしょうか。
株を買った途端に株価が下落したり、逆に株を売った後に株価が上がっていくことはないでしょうか。
売るタイミングは、プロの投資家でも判断が難しい。
投資初心者が、株をどのように売るかを考えていきたいと思います。
株を売るタイミング
買う時にルールを決める
株を買う時にルールを決める。←ここが一番大事
なぜこの株を選んだかを明確にする。例えば決算が良かったから買ったなら次の決算までホールドする。チャートが良かったから買ったならチャートが崩れた時点で売る。
買う時に売るルールを決めておくことが1番大切になります。
損切りをする
自分のルールが崩れた時に売ること勧めましたが、みんながSNSでいいと言うから買った、銘柄の商品が好きだから買ったといった理由でルールをはっきり決めずに買った場合で株価が下がった時に悩む方が多いのではないでしょうか。
下がり続ける株価をいつかあがるのではないかと持ち続けては、損をどんどん膨らませて次の新しい投資も出来なくなる状態になります。
そのため自分ルールに必ず取り入れる必要があるのが「損切り」です。
損切りとは、買った時の株価がいくら下がったら売ることをいいます。買う時に損切りラインを決めると楽になります。ラインの引き方は、「購入した時の株価の◯%下落したら損切りする」、「損失額が◯円になったら損切りする」と決めておくと悩まずに売ることができます。
銘柄によっては値動きが激しいものもありますが、ラインを決めることが大切であり損をしても小さい損失で次の大きなチャンスを掴むことが投資を長く続けられる秘訣になります。
事前に決めた損切りポイントは必ず行う。「少しくらい下がってもいいかな」、「今回だけは」とルールを破るとそれが癖になり損切りができなくなります。
ナンピン買いはしない
株価が下落がした時に損切りできずに平均購入単価を下げて買い増しをすることをナンピン買いといいます。ナンピン買いで更に株価が下がり続ければ損失額が大きくなるだけです。
落ちてくるナイフはつかむな と相場の格言があります。
急落時の投資は落ちてくるナイフをつかむようなもので、どんなに魅力的な銘柄でもナイフが床に落ちてから、つまり底を打ったのを確認してから投資をしていく。
自分ルールで損切りをしてから株価の上昇を確認してから買い直す方がリスクが低くなります。
保有している銘柄は定期的に見直す
保有している銘柄は定期的に見直す。いくつかの保有銘柄で利益が確保できている銘柄があり更に買い増ししたい時は、利益確保できていない銘柄を損切りして買い増し資金にする方法もあります。
損切りしない銘柄
長期投資を目的としている銘柄は、損切りはしないほうがいいです。
世界的なショックで株価が大きな急落した場合には、全てを売却するのではなく買い増しする資金分のみ売却して株価が上昇していく時に買い増ししていきます。
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