50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
12/8(金)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 32,307.86円 | -1.68 |
ダウ平均 | 36,247.87ドル | +0.36 |
S&P500 | 4,604.37ドル | +0.41 |
ナスダック | 14,403.97ドル | +0.45 |
ラッセル2000 | 1,880.82ドル | +0.67 |
米10年国債 | 4.231 | +2.03 |
恐怖指数(VIX) | 12.35 | -0.71 |
8日の米国株式市場は3指数共に続伸。予想上回る米雇用統計も利下げ期待に大きな変化なし。
8日の米国株式市場は3指数共に続伸。
取引開始前に発表になった11月の米雇用統計が予想を上回る内容となったことから、米株式市場は売り先行で始まった。しかし、市場の上値期待は根強く、下値では押し目を拾う動きも出てダウ平均は上げに転じた。その後に発表になったミシガン大消費者信頼感指数で、米消費者のインフレ期待が予想以上に急低下したこともサポートしたようだ。
非農業部門雇用者数(NFP)は19.9万人の増加となった。ストライキ中の自動車労働者の復帰が3万人貢献している。特に予想外だったのが、労働参加率が上昇したにもかかわらず、失業率が3.7%に2ポイント低下したこと。前回は3.9%だったが、4%台に悪化するか注目されていた。平均時給も前月比で0.4%の上昇となった。本日の数字からは労働市場の減速は確認できず、市場が期待している来年のFRBの積極利下げへの期待は正当化できない。
きょうの米雇用統計を受けて、短期金融市場では来年のFRBの利下げ期待を後退させ、3月利下げの確率も一時50%を割り込んでいた。しかし、5月までの利下げは完全に織り込んでいる状況に変化はなく、市場の期待が大きな変化を見せているわけではない。逆に景気のソフトランディング(軟着陸)の可能性を指摘する声も出ていたようだ。
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