11/22米国株式市場は反発。幾つか悪材料も楽観的な見方。エヌビディアは下落。

経済ニュース相場分析

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11/22(水)の議事録

 前日比(%)
日経平均33,451.83円+0.29
ダウ平均35,273.03ドル+0.53
S&P5004,556.62ドル+0.41
ナスダック14,265.86ドル+0.46
ラッセル20001,795.54ドル+0.69
米10年国債4.409+0.23
恐怖指数(VIX)12.85-0.50

22日の米国株式市場は3指数共に反発。幾つか悪材料も楽観的な見方。エヌビディアは下落。

22日の米国株式市場は3指数共に反発。

明日の感謝祭休暇を控えて様子見気分も強かった中で、決算を発表したエヌビディア<NVDA>の下落や、この日の米経済指標が堅調な内容だったことで米国債利回りが上昇に転じ、米株式市場の上値を圧迫していた。

幾つか悪材料も見られたものの、市場には楽観的な見方も多く、下値では押し目買いも活発に出ていたようだ。「このラリーはもう少し続くと思われる。ソフトランディングの可能性はインフレの鈍化と伴に高まっている。このような背景から、2024年に向けて、株式はかなりの好パフォーマンスを続けると思う」といった声も聞かれた。

エヌビディア<NVDA>は3四半期連続の絶好調の決算ではあったものの、事前の期待があまりに過熱し過ぎていたことから、その期待には不十分との声も上がっていた。ただ、強い決算であることに間違いはなく、アナリストからは前向きな評価も出ている。きょうの下げはあくまで調整との見方が根強い。

HP<HPQ>が上昇。前日引け後に決算を発表し、企業向けPCが不調で時間外で株価は冴えない反応を示していた。しかし、通常取引に入ると買いが膨らんでいる。一部からは、回復の可能性もあるとの見方も出ている。個人向けプリンターと法人向けPCの低迷は短期的に続くと見られるものの、ほぼ予想通りで、それらはあくまで短期的なプレッシャーだという。

なお、明日の米株式市場は感謝祭で休場。金曜日は短縮取引となる。

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