50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
9/15(金)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 33,533.09円 | +1.10 |
ダウ平均 | 34,618.24ドル | -0.83 |
S&P500 | 4,450.32ドル | -1.22 |
ナスダック | 13,709.34ドル | -1.56 |
ラッセル2000 | 1,847.03ドル | -1.05 |
米10年国債 | 4.336 | +1.12 |
恐怖指数(VIX) | 13.79 | +0.97 |
15日の米国株式市場、3指数共に反落。トリプルウィッチング警戒。
15日の米国株式市場は3指数ともに反落。
前日の上げを失った。IT・ハイテク株が下げを先導し、ナスダックも大幅安。台湾のTSMC<TSM>が主要サプライヤーに対し、ハイエンドの半導体製造装置の納入を遅らせるよう指示したと伝わったことや、アドビ<ADBE>が決算を受けて下落したこともIT・ハイテク株全体の雰囲気を圧迫した模様。
今週は米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)、小売売上高などのインフレ関連指標を通過したが、市場は落ち着いた反応を示していた。数字は予想を上回る内容だったものの、エネルギー価格の上昇が大半の要因となっており、その他の分野はインフレの落ち着きも示唆されていた。エネルギー価格が今後、そのように影響してくるか見極めたい雰囲気も広がっている。
FRBに対する見方に変化はなく、来週のFOMCは据え置きを確実視しており、年内に追加利上げが有るか無いかを探る状況。今回はFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)も発表され、注目している。年内利上げの可能性は残すとの見方が優勢のようだ。
きょうは四半期ごとに到来するトリプルウィッチングにあたり、その影響が出ていたようだ。株価指数の先物とオプション、そして、個別株オプションの満期が集中し、歴史的に乱高下を煽ってきた。9月のトリプルウィッチングの翌週は株価が急落する傾向があり、来週以降の動きも警戒されているようだ。
前日にナスダックに上場したアーム<ARM>は反落。前日は好調なスタートを切ったが、アナリストからは、同社株は上場後に十分に評価されている可能性があるとし、投資判断を「中立」でカバレッジを開始したことが伝わっていた。
米消費者1年先インフレ期待、2年超ぶり低水準-ミシガン大指数
- 1年先のインフレ期待は予想下回る3.1%-前月は3.5%
- 消費者マインド指数は67.7-前月の69.5から低下
米ミシガン大学が発表した9月の消費者調査(速報値)で、1年先のインフレ期待が2021年3月以来の水準に低下した。
1年先のインフレ期待は3.1%-2021年3月以来の低水準市場予想は3.5%前月は3.5%5-10年先のインフレ期待は2.7%に低下市場予想3.0%前月は3.0%
インフレ期待の低下は米金融当局者を安堵させるとともに、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合では金利が据え置かれるとの見方を強めるとみられる。
ただ、消費者マインド指数は67.7と、前月の69.5から低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値の69.0も下回った。消費者は生活水準の低下だけでなく、食料品やガソリンの価格に対する言及も増やしている。
インフレ期待は低下しているものの、物価圧力緩和への道のりは険しく、多くの消費者が家計のやりくりに苦労している。賃金上昇率はようやくインフレ率を上回り始めたが、所得の増加ペースは減速しつつあり、消費者の購買力も弱まりつつある。
消費者が特に敏感なガソリン価格は7月に上がり始め、その後も高止まり傾向にある。今週に入って発表された8月の米消費者物価指数(CPI)統計でも、総合指数の上昇分のうち半分以上をガソリンが占めた。
消費者センチメントが前月から低下した背景には、インフレや経済に関するネガティブなニュースを耳にする機会が増えたことがある。ただ調査では、物価の伸びが減速傾向にあるとの確信を消費者が強めていることも示された。
ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「調査全体を通じ、消費者はインフレ鈍化が止まっていることに注目している」と発表文で指摘。その上で「全般的なインフレの減速は再開すると見込んでいる」と分析した。
現況指数は3カ月ぶりの水準に低下。期待指数は上昇した。
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