8/11米国株式市場はダウ続伸。スダックとS&P下落。ハイテク株に売り、国債利回り上昇。

経済ニュース相場分析

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8/11(金)の株価

前日比(%)
日経平均休場
ダウ平均35,281.40ドル+0.30
S&P5004,464.05ドル-0.11
ナスダック13,644.85ドル-0.68
ラッセル20001,925.11ドル+0.13
米10年国債4.158+1.04
恐怖指数(VIX)14.84-1.01

11日の米国株式市場は8/11米国株式市場はダウ続伸。スダックとS&P下落。ハイテク株に売り、国債利回り上昇。

11日の米国株式市場はダウ平均は続伸。S&P500,ナスダックは反落する展開となる。

IT・ハイテク株は売りに押され、ナスダックは下落した。米国債利回りが上昇しており、成長株に戻り売りが強まった。

この日の米生産者物価指数(PPI)が全体的に予想を上回る内容となったことで、本日はFRBの利上げサイクルの停止期待が後退している。9月FOMCでは据え置きがなお濃厚なものの、年内にあと1回の追加利上げの可能性は残されている格好。

今月に入って米株式市場は不安定な動きとなっており、金利上昇への懸念が再びクローズアップされ、2週連続での下落となりそうな気配となっている。米大手銀のストラテジストによると、投資家は9日までの1週間で、米株式市場から資金を引き揚げる一方で、現金と債券に資金を積み増したという。

前日の米消費者物価指数(CPI)は2カ月連続でインフレ鈍化を示唆したが、原油や天然ガスの最近の上昇を織り込んでいない。市場はソフトランディングへの期待を高めているが、そのバラ色の見通しはすでに織り込み済みと見られている。

「季節的に弱い時期に入り、投資家は全般的に楽観的になり過ぎている。前日の米株式市場の伸び悩みは、そのことを表しており、現在の水準からさらに下落の可能性があることを示唆している」といった声も聞かれる。

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